専門分野・ディシプリン

比較政治学、ナショナリズム論、北アイルランド政治史

研究内容

研究の主たる問題意識は、ヨーロッパや日本をはじめとした諸国の政治とナショナリズムの関係、政治権力とその正当性のあり方にあります。現在は、北アイルランド紛争をめぐる政治的暴力の構造、ナショナリズム、民主主義制度などを中心に研究をしています。本研究科では、「現代民主主義研究」を担当。統治をめぐって、①ナショナリズムと民主主義の関係、②参加民主主義論、闘技民主主義論などを中心に、自由と民主主義の関係、政治権力と民主主義が織りなす関係を検討しています。

大学院を目指す方へ

大学院での研究は、理論と歴史をしっかり体得することが大切です。しかし、知識や技術を体得することだけが学問ではありません。何か解明したいことにこだわって、何事にも「疑問」を持て欲しいと思います。大学院での研究は必ずしも明快な「答え」があるわけではありません。むしろ「答え」を導き出そうとする過程が大切です。そして、疑問について考え、「答え」を創造していくことに、大学院での研究の醍醐味があります。「なぜ」と問いかけることこそ、「学問」の出発点です!!

指導修士論文(過去5年)

  • EU加盟交渉下のクロアチアにおけるマイノリティ問題の変容―難民政策の「国民国家化」と「ヨーロッパ化」を通して―
  • 「ベルファスト和平合意」以降のロイヤリスト準軍事組織の動向についての一考察
  • ナチス・ドイツの強制売春に関する一考察 ―その特殊性とドイツにおける議論の現状―
  • 日本における教育政策とその学校教育に与える影響―1990年代以降の教育政策の変化を中心に―
  • 教育基本法改訂をめぐる一考察 -戦後教育政策の中の「日本人」-
  • 韓国におけるナショナリズムとナショナル・アイデンティティに関する一考察 -民族の近代形成による「我ら」と「彼ら」への線引きについて-
  • 近代英国における国内統合とアイルランド ―民衆教育の観点から―
  • 紛争後のボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける「ネイション」と「ナショナル・アイデンティティ」についての考察

指導博士論文

  • フェリブリージュ運動の再検討
  • 近代朝鮮における抵抗運動とネイション形成に関する研究
  • ロシア政治における「南クリルの問題」に関する研究 -ロシアから見た「北方領土問題」-
  • 現代クロアチアにおけるマイノリティ保護政策に関する研究 ―ネイション化とヨーロッパ化の弁証法的相互作用を通して―