修了生の声

2023

民間

将来を見据え今何をすべきかを自問し、幅広く深い学びを実感

2022年度(23年3月)修了

三菱自動車工業株式会社

「確固たる答え」がなく、あらゆる事象を考慮し答えを導き出す法律の分野での学びを突き詰め、自身の強みとし、仕事に活かしたいと考えたことから、法学研究科に進学しました。法学研究科での2年間は常に将来を見据え、今何をしなければならないかと言うことを考えながら、授業や研究のほかにも、課外活動を行いました。授業では、大学時代よりも自身の意見を発信する場面が多く、その中で、理路整然と話す力を培いました。専攻分野(会社法)以外の授業においてもそれは同様であり、幅広い分野で大学時代よりも深い学びができたと思います。その甲斐あり、現在は三菱自動車工業の法務部に所属しています。先輩方には弁護士資格をお持ちの方や外国人の方、法務の仕事の都合で海外にいらっしゃる方もおられます。法務の仕事は個人単位で判断するのではなく、「法務部」としての見解を示さなければならないため、自身はまだまだ修行中です。まだ入社したばかりですが、私はこの企業法務という仕事を生涯を通して続けていきたいと考えています。そして、その根底には常に法学研究科で過ごした教授や同期との日々が存在し続けていくと思います。

取材:2023年

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