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元 在上海総領事 東京大学大学院法学政治学研究科 教授 小原 雅博氏によるワークショップを開催しました

去る129日(金)に立命館大学衣笠キャンパスにおいて、「転換期の北東アジアと日本の針路」をテーマに東京大学大学院法学政治学研究科 教授 小原 雅博 氏(元 在上海総領事)にお越し頂き、ワークショップを開催しました。

本ワークショップでは国際関係研究科 文 京洙 教授がコーディネーターをつとめ、北東アジア地域を研究テーマに扱う、国際関係研究科の大学院生や国際関係学部生が参加し、当日は活発な議論がおこなわれました。

ワークショップでは、まず,小原教授より米国の次期政権のアジア太平洋政策、とりわけ対中政策と対日政策とその対応についてパワーポイントを用いて解説され、これについて活発な質疑がなされました。ついで、小原教授より学生への問いかけとして、将来、中国が米国を上回る大国として台頭する可能性と現実性、さらにはこれに対する日本や韓国の対応について提起されたのに対して学生から積極的な応答があり、活発な質疑が実現した。総じて、小原教授は、国際社会の構造変動にかかわる、きわめてマクロな問題提起を学生にされ、平素の研究ではとかく狭く限定された課題に埋没しがちな学生たちにとってきわめて刺激的で有意義な機会となりました。

ワークショップ後には小原教授から、大変多様で鋭い視点から意見を述べる大学院生も多く、大変有意義な機会となったとのコメントを頂きました。

大学院生からも今回のような機会を今後も多く望む、といった声が多く聞かれました。