特別講演会「千日回峰行を生きる~ウェルビーイング:精神・心の健康の側面から~」を開催

立命館大学アクティブライフ文化超創コンソーシアムは、9月10日(金)に2021年度特別講演会「千日回峰行を生きる~ウェルビーイング:精神・心の健康の側面から~」をオンラインで開催しました。

本講演会は、ウェルビーイングのうち「精神・心の健康」をテーマに据え、講師には千日回峰行(※)を満行した、天台宗僧侶・光永圓道大阿闍梨をお迎えしました。千日回峰行の修行内容や、修行を通して感じられたこと等、貴重なお話をいただきました。

約100名の聴講者がオンラインで参加し、コロナ禍という危機的な状況の中、「人が生きることとは」や「自分らしく、より良く生きるためにはどうすればいいか」についての糸口を感じ取れる講演内容となっていました。

質疑応答の時間には、修行中の様子や心身ともに健康に過ごすための心構えについてなど、特に大学生・院生から多数の質問が寄せられ、講演会は盛況のうちに終了しました。

天台宗僧侶・光永圓道大阿闍梨
天台宗僧侶・光永圓道大阿闍梨
オンライン講演会の様子
オンライン講演会の様子

講演に先立ち、対談も開催

左から、伊坂忠夫・スポーツ健康科学部教授、光永圓道大阿闍梨、牧川方昭・理工学部教授
左から、伊坂忠夫・スポーツ健康科学部教授、光永圓道大阿闍梨、牧川方昭・理工学部教授

講演会に先立ち、光永圓道大阿闍梨、伊坂忠夫・スポーツ健康科学部教授、牧川方昭・理工学部教授の対談も行われました。

千日回峰行中の心身のケアやウェルビーイングとは等、様々なトピックスについて活発に議論が交わされました。

 

※本イベントは、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら実施しています。

 

プロフィール

光永圓道 大阿闍梨(みつなが えんどう だいあじゃり)
2000年、延暦寺一山・大乗院住職
2008年、明王堂輪番拝命
2009年、千日回峰行満行(※)
2017年、覚性律庵住職

※2003年より、比叡山の峰や谷を7年かけて巡り、礼拝する厳しい修行「千日回峰行」に入る。2007年、9日間、食事や水、睡眠を断って不動真言を10万回唱える行の最難関である「堂入り」に入り満行し、生身の不動明王となる。2009年、千日回峰行を満行し「北嶺大行満大阿闍梨」となる(史上50人目)。

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