チェコ共和国カレル大学との今後の提携に向けて
立命館大学は3月9日、京都迎賓館においてチェコ共和国カレル大学との間で「協定締結の意向確認の同意書」に署名いたしました。今回の同意書は、アドリアーナ・クルナーチョバー・プラハ市長一行が京都市を訪問する機会を捉えて、署名が行われました。
2016年6月、京都市・プラハ市姉妹都市 20 周年記念行事がプラハ市で行われた際、門川大作京都市長と立命館大学メンネルコール(男声合唱団)がカレル大学マルティン・コヴァーシュ副学長を表敬訪問、門川市長から両大学の学術交流の推進を呼びかけたことが交流のきっかけとなりました。
3月9日には、クルナーチョバー市長の京都市訪問の歓迎行事として本学メンネルコールによる合唱等が行われた後、両市長と学校法人立命館長田豊臣理事長の立ち会いの下、立命館大学市川正人副学長とカレル大学トーマス・ジーマ学長の代理としてヤン・シーコラ東アジア研究所副所長が同意書に署名を行いました。
今後は同意書の記載を踏まえて、両大学の間で交換留学などの取り組みを検討していきます。
【カレル大学概要】
カレル大学は1348年に創立されたチェコ共和国の首都プラハに位置する中欧最古であり、世界でも最も古い大学の1つである。長い歴史を持ちつつも、モダンで、国際的で、活動的な名門大学としても知られている。チェコでは最大規模の総合大学として知られており、国際的な研究機関と多数連携し、屈指の研究大学でもある。さらに、世界有数の大学とも様々な形で連携・交流をしており、高い評価を得ている(QS世界大学ランキング:279位、チェコ国内では1位(2015-2016))。