2017年度前期卒業式・学位授与式を挙行
9月23日(土・祝)、朱雀キャンパスにおいて、吉田美喜夫・立命館大学長をはじめ学園役職者などの出席のもと2017年度前期立命館大学卒業式・大学院学位授与式を挙行しました。
午前、午後の二部に分かれて行われた式典では、立命館大学男声合唱団メンネルコールの校歌斉唱の後、卒業生のご父母らが見守るなか、卒業証書・学位記、修士・専門職学位記が授与され、今年度前期の卒業生、学部・430人、大学院・160人の巣立ちを祝いました。
卒業生・修了生に向け吉田学長から、「世界と日本の社会の一員として、諸所の問題から目をそらすことなく、共に解決・改善に向けた姿勢を持つ事が求められます。今後、社会が持続可能な発展を遂げていくためには、多様な人々が対等にかかわりあいながら一体化をめざす『インクルージョン(包摂)』の価値観を尊重することが必要です。これは多文化共生ということもできます。皆さんには、このような認識を共有し、未来の担い手の一人になっていただきたいと思います」と、メッセージが贈られました。伊藤博行・校友会副会長からは、「卒業後、皆さんが活躍される社会では、いかに多様なネットワークを有しているかが重要となってまいります。卒業後も立命館と繋がり、校友同士の絆を大切にしながら、未来を切り拓いていってほしい」と新校友に向け祝辞が述べられました。
引き続き卒業生・修了生を代表し午前の式では、西野有香さん(産業社会学部)、GADJEVA Nadejda Petrovaさん(国際関係研究科)が、午後の部では、KOH Jia Minさん(政策科学部)、Mohammad Jamal Bawarさん(理工学研究科)がそれぞれ挨拶を行いました。西野さんは、「立命館で学んだことを生かし、人それぞれの個性を尊重し、いつの日か自分自身が国際人のロールモデルとなれるように、目標を持って日々精進を重ねていきます」と決意を新たにしました。