• 2018/10/30
  • 立命館大学国際平和ミュージアム2018 年度秋季特別展 平和博物館における戦争体験継承のための展示モデル構築プロジェクト成果展示 「8 月6 日」および関連企画のご案内
  • 立命館大学広報課
  •  国際平和ミュージアムは、2018 年度秋季特別展として、「8 月6 日」を下記の日程で開催いたします。
     戦後73 年が経ち、戦争体験者が減少する中、体験継承の重要性が唱えられています。博物館が戦争体験にどのようにアプローチできるのか、本展では、“8 月6 日”を手がかりに、ふたつの展示から考えます。
     まず、「レプリカ交響曲《広島平和記念公園8 月6 日》」(土屋大輔&ビジュアル・エスノグラフィ・プロジェクト)は、2015 年8 月6 日、戦後70 年目の広島平和記念公園の1 日を17 地点で撮影し、17 台のモニターに映し出すインスタレーション作品です。そこに浮かび上がる情景は、戦争体験継承の多様性を表しています。
     次に、「8 月6 日のワンピース」は、1945 年8 月6 日、学徒勤労動員中に被爆し、同12 日に亡くなった木村愛子さんのものとして保管され、戦没動員学徒の追悼施設を経て当館に引き継がれたワンピースを中心にした展示です。ここでは、愛子さんの爆心地での体験に近づくことを試みるとともに、遺されたワンピースを介してこれまで何が共有されてきたのかを再考します。
     過去と現在の“8 月6 日”の展示を通じて、来館者が主体的に戦争体験を想像し反芻する行為を促すことに、博物館における戦争体験継承のひとつの可能性を示します。
     また、関連企画として、11 月17 日(土)と12 月8 日(土)にワークショップを開催予定です。詳細は別紙および当館ウェブサイトをご覧ください。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

  • プレスリリース全文

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