グローバル教養学部の5名の学生へのインタビューをもとに作成した学部プロモーション動画です。学部の特徴や魅力を紹介します。(再生時間:約7分、音声:英語、字幕:日本語、制作:2021年)
立命館大学(RU)グローバル教養学部(GLA)は、名門オーストラリア国立大学(ANU)College of Asia and the Pacificと提携し、4年間でRUとANUの2つの学位取得を目指すデュアル・ディグリー・プログラム*を実施しています。RUでは、文理にまたがる幅広い知識を実際の社会に役立てていく具体的な方法論としてのリベラル・アーツを学び、学士(グローバル教養学)を授与します。ANUでは、世界やアジア太平洋地域の政治学、安全保障、外交、戦略立案に関する研究、教育、政策分析で世界をリードするCoral Bell School of Asia Pacific Affairs(通称:Bell School)で、アジア太平洋地域についての学びを深め、学士(アジア太平洋学)を授与します。今日の国際政治と世界経済を分析するための一流の知識、ANU留学で得られるリアルな異文化体験、そしてそこで育む世界につながる豊かな人脈は、そのまま卒業後のキャリア形成に大きなアドバンテージを与えるでしょう。
GLA生は、RU大阪いばらきキャンパス(OIC)で3年間を過ごし、オーストラリアのキャンベラにあるANUアクトンキャンパスに1年間留学します。4月入学の場合は2回生の秋学期から3回生の春学期まで、9月入学の場合は3回生でANUに留学予定ですが、留学前後のセメスターでは、OICでRUとANUの授業を同時に受講します。ANU留学時には、立命館大学海外留学チャレンジ奨学金(30万円)とグローバル教養学部海外教学チャレンジ奨学金(70万円)を全員に給付します。なお、2回生から始まるANUの科目を履修するためには、ANUによる入学審査を受ける必要があります。
立命館大学に入学後、32 単位の受講を終えた学期末(原則として2 セメスター目の終了時)において、「英語要件」と「成績要件」を満たしている学生は、ANU による入学審査を受けることができます。入学が許可された場合、ANU の科目の履修を開始することができ、引き続き、両大学の学位取得を目指します。
ANU による入学審査は、立命館大学在籍中に1 回のみ実施され、要件を満たしていない場合およびANU による審査により不合格となった場合、シングル・ディグリー・トラックであるRU 専攻において、立命館大学の「学士(グローバル教養学) 」の学位取得を目指すことが可能です。この場合、2 回生以降の授業料はRU 専攻の授業料が適用されます。この授業料は、RU-ANU 専攻の1 回生時と同額です。
なお、オーストラリア国内外の情勢の変化や個人的な不測の事態の発生などにより、やむを得ずANUでの授業履修ができなくなった場合でも、RU 専攻において、立命館大学での学修を継続し、立命館大学の学位取得(学士(グローバル教養学))を目指すことができます。
英語要件 (English Language Requirement)
ANU のポリシー“English language admission requirements and post-admission support”に定められた英語要件を満たしていること。
成績要件 (Academic Requirement)
立命館大学において、GPAが2.00 以上であること。
一般的に、RUの学位を取得するためには最低124単位、ANUの学位を取得するためには192ユニットを修得する必要があります。しかし、両大学間の協定により、本プログラムでは、RUの授業で修得した64単位がANUの96ユニットとして認定され、ANUの授業で修得した96ユニットがRUの60単位として認定されます。この仕組みにより、学生はRUの授業64単位とANUの授業96ユニットを修了することで、4年間で、学士(アジア太平洋学)と学士(アジア太平洋学)を取得することができます。
GLAは年間100人の学生を受け入れており、そのうち約70%が世界各国からの留学生です。100人のうち90人の学生がRUの入試で、残りの10人はANUの入試で入学し、学びをスタートします。GLAの授業は、世界中の大学で研究経験を持つ教員によって教えられています。この国際的な学習環境によって鍛えられた異文化間コミュニケーション能力は、将来のキャリアを切り拓くために役立つでしょう。
また、教室の外でも国際的な環境があります。OICグローバルハウスは大阪いばらきキャンパスの中にあり、GLAの国内学生と留学生とRUに留学するANU生が、共に学び・共に暮らす国際寮です。個室タイプの寮室を200室用意するとともに、茶室・日本庭園・能舞台といった日本文化を感じられる多様な国際交流の場を設けています。OICグローバルハウスの詳細や、ANU留学時の国際寮に関する情報は、以下のサイトでご覧いただけます。
GLAのパートナーであるANU College of Asia and the Pacificは、アジア・太平洋地域研究のスペシャリストが数多く集まる、英語圏で最大規模の研究拠点です。オーストラリア国内の公共政策に関する専門知見を提供するだけでなく、 アジア・太平洋地域の社会・文化・経済に関する知の資源として重要な役割を担っています。また、GLA生の留学先であるCoral Bell School of Asia Pacific Affairs(通称:Bell School)は、卓越した研究力と教育力で、世界やアジア太平洋地域の政治学、 安全保障、外交、戦略立案に関する研究、教育、政策分析で世界をリードしています。
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GLA生は、ANU College of Asia and the PacificのBell Schoolで、アジア太平洋地域に関わる4つの分野の科目を履修します。科目の詳細は、ANUウェブサイトでご覧いただけます。
Subject areas and course examples at ANU
Asian Economies, Islam in Southeast Asia, etc.
International Relations in the Asia-Pacific, The Politics of Nuclear Weapons, etc.
Human Rights in Asia, Gender and Cultural Studies in Asia and the Pacific, etc.
The Politics of China, Indonesia: Politics, Society and Development, etc.
GLA のカリキュラムでは、「リベラル・アーツ」の名のとおり、文理にまたがる様々な学問の基礎が体系的に学べます。哲学、歴史学、政治学、経済学、社会学、カルチュラル・スタディーズ、国際関係論、情報工学、経営学、デザイン学、心理学、持続可能な社会などの学びを通して、知識を社会発展や問題解決に活用するための力を徹底的に鍛えます。また、卒業後の進路を見据えて、文理にまたがる様々な科目を選びながら、自分に合った学修スタイルをテイラーメイドで編み出していくことができます。
英語によるリベラル・アーツの学びを通して、圧倒的な英語力、幅広い教養、そして社会を良くするための課題発見・解決力が養われます。それらの力を身につけたGLA 生は、卒業後は国内外のグローバルに展開する大手企業 (IT 企業、商社、広告代理店、コンサルタント等)への就職や、オーストラリア国立大学やアメリカ等の世界有数の大学院へ進学しています。大学院で専門性を高めることにより、政府機関・国際機関やNGO など、世界で活躍するグローバル・キャリアへの道が大きく開かれるでしょう。
※2022 年度・2023 年度卒業生の実績にもとづき算出。
アクセンチュア株式会社/アルファサイト/アマゾンジャパン合同会社/株式会社電通/株式会社デジタルアーツ/伊藤忠商事株式会社/ジャパンマテリアル株式会社/株式会社クボタ/メルセデス・ベンツ日本株式会社/長瀬産業株式会社/日本通運株式会社/日本郵船 岡三証券/オリックス株式会社 /プログリット株式会社/ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社/上海商業銀行株式会社/シンガポール航空/ソフトバンク株式会社/スイスポートジャパン株式会社/テルモ株式会社/東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
業種別比率
オーストラリア国立大学/ジョージタウン大学/ソウル国立大学