清水 誉さんの写真

幅広い最新の学問分野に触れて学べることが、グローバル教養学部を志望した理由です。またオーストラリア国立大学(ANU)に留学し、海外の学位を取得できることも魅力でした。多様な学びの中で自分が本当に興味のある分野を見つけ、その分野をANUでより深く追究したいと思っています。

1回生では主に4科目を受講し、哲学や統計学など学ぶ分野は多岐にわたります。中でも面白かったのが、世界の歴史を学ぶ「Civilizations in Global History」です。高校までの世界史のように歴史上の出来事を網羅的に追うのではなく、「『世界史』といいながら、その内容はなぜ西洋史が中心なのか」について議論するなど、これまで考えもしなかった視点で世界史を学び、世界を見る自分の眼が変わるのを感じました。また、海外生活が長かった私にとっては、すべての授業を英語で受講し、英語力を維持できることも嬉しいです。

高校の授業と大きく違うのは、プレゼンテーションを行う機会が飛躍的に増えたことです。最初は緊張しましたが、経験を重ねる中で、資料や文献を読み込み、内容をしっかり理解した上で相手にわかるように伝える力が身につきました。またグループで調査し発表する授業では、他の人と意見が対立した時、どのように話し合えば皆が納得できる結論を導き出せるのか、英語でのコミュニケーション力を磨くとても良い機会になっています。

一方、課外ではテニスサークルや美術研究部に所属し、勉強以外の活動にも力を注いでいます。学部や学年の異なるさまざまな学生と知り合い、新しい人間関係が広がることを楽しんでいます。これからは、ANU留学に向けて興味のある科目を絞り、専門性を深めていきたいと思っています。