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2015年07月のニュース

2015.07.28

2015/07/01 本研究科特任助教・大塚光雄先生の研究が「Gazzetta Medica Italiana Archivio per le Scienze Mediche」に原著論文として掲載されました.


本研究科特任助教・大塚光雄さんが,本校スポーツ健康科学部研究科教授・伊坂忠夫先生,助教・栗原俊之先生,首都大学東京准教授・山内潤一郎先生,北海道教育大学准教授・森田憲輝との共同研究の上, その研究内容がGazzetta Medica Italiana Archivio per le Scienze Medicheに原著論文として掲載されました.この中学生を対象とした横断的研究において,足指屈筋における随意最大等尺性筋力は下肢の運動能力と関係があることが明らかとなりました. つまり,運動前において足指屈筋の筋力を測定することは,子どもたちの体力レベルを評価することができることが示唆されました.

 

Otsuka M., Yamauchi J., Kurihara T., Morita N., Isaka T. (2015) Toe flexor strength and lower limb physical performance in adolescent.  Gazzetta Medica Italiana Archivio per le Scienze Mediche, 174(7-8):307-313.


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2015.07.27

2015/07/26 立命館大学『スポーツ健康科学部夏期体験セミナー2015』&スポーツ健康科学部オープンキャンパス


表記のイベントを開催しました。

 

夏期体験セミナーは、高校生を対象にし、午前の部は、長野先生による「優れた競技パフォーマンスの秘密を探る(スポーツ動作解析)」の実習、午後は、真田先生・藤田先生による「合理的な筋力トレーニング&有酸素トレーニング」ならびに、栗原先生による「MRIで身体の中を覗いてみよう(体組成測定)」の実習を行いました。


 

受講生は、高校1年生から3年生まで幅広く、非常にスポーツ健康科学の体験学習を楽しんでおりました。

 

受講後に、未来博士号(スポーツ健康科学)の修了書を受け取って、この分野へのモチベーションをさらに高めてくれていました。(なお、本イベントは、科研費を扱っている日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンス(https://www.jsps.go.jp/hirameki/ )による助成を受けているものです。)

 

また、昼の時間に開催した、学部単独のオープンキャンパスでは、学部の説明、施設・機器紹介、長野先生のミニ講義を受けて、スポーツ健康科学部の教育内容と研究内容の一端を知ってもらうことができました。


 

参加者と密なコミュニケーションがとれ、「スポーツ健康科学部」を肌で知ってもらうことができました。

 


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2015.07.23

2015/07/22本研究科博士課程後期課程3回生の長谷川裕太さんの研究が「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載されました。


本研究科博士課程後期課程3回生の長谷川裕太さんが同学部准教授の後藤一成先生、東京医科大学主任教授の浜岡隆文先生と共同で取り組まれた研究が、「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、12セッションの自転車スプリントトレーニングを12日間連続で行なった後に6日間の休息を設ける方法と2日トレーニングを実施するごとに1日の休息を設ける方法での効果を比較しました。その結果、12日間連続でトレーニングをしたグループでのみ6日間の休息後に大幅なパフォーマンスの増加が確認されました。このことは、詰め込んでトレーニングを実施したことによる筋中のエネルギー基質の濃度が増加したことや長期間の休息により蓄積した疲労から完全に回復したことが関係していること示唆しています。

 

Yuta Hasegawa, Toshiaki Ijichi, Yuko Kurosawa, Takafumi Hamaoka and Kazushige Goto. (2015). Planned Overreaching and Subsequent Short-Term Detraining Enhance Cycle Sprint Performance. International Journal of Sports Medicine 2015; 36: 666–671


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2015.07.13

2015/07/13 2015年度後期 スポーツ健康科学研究科:研修生・研究生の出願について

在学生・修了生の皆さんへ


2015年度 研修生・研究生制度の出願手続要項・出願書類を掲載しました。
下記より必要な書式をダウンロードして頂けます。
要項をよく確認の上、所定の期間内に必要な手続を行なってください。

2015年度 研修生・研究生手続要項・出願書類


<出願期間>
2015年度後期:2015年9月4日(金)~2015年9月9日(水)

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2015.07.07

2015/06/26 本研究科特任助教 大塚光雄先生の研究が「Journal of Physical Education and Sport」に原著論文として掲載されました.


本研究科 特任助教の大塚光雄先生が,本研究科教授・伊坂忠夫先生,教授・大友智先生,助教・栗原俊之先生,大阪体育大学教授・伊藤章先生との共同研究の上, その研究内容がJournal of Physical Education and Sportに原著論文として掲載されました.この男子中学生を対象とした横断的研究において,ハードルの記録は生徒のハードルを越える高さと関係はないこと等が明らかとなりました.つまり,体育授業において,ハードルの上すれすれを越える指導をしなくてよいことが示唆されました.

 

Otsuka M., Otomo S., Isaka T., Kurihara T., Ito A. Recommendations for Instructional Content: Relationships of Hurdle Clearance Motion with Body Height and Hurdle Running Time in 12-14 Year Old Boys. J Physic Edu Sport 15(2):194-201, 2015.


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2015.07.07

2015/07/03本学部准教授・後藤一成先生の研究が「The Tohoku Journal of Experimental Medicine」に原著論文として掲載されました。


本学部・准教授の後藤一成先生が、日本学術振興会・特別研究員;森嶋琢真氏(20153月本学研究科博士課程後期課程修了)、鹿屋体育大学・荻田太教授と共同で取り組まれた研究が、「The Tohoku Journal of Experimental Medicine」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文では、海抜2500m相当の低圧環境下ではブトウ糖摂取後における安静時での糖利用が亢進することを明らかにしました。

 

Kazushige Goto, Takuma Morishima, Kazumichi Kurobe, Zhong Huang, Futoshi Ogita. Augmented Carbohydrate  Oxidation under Moderate Hypobaric Hypoxia Equivalent to Simulated Altitude of 2500m. The Tohoku Journal of Experimental Medicine. 236 (3): 163-168, 2015.


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2015.07.03

2015/07 本研究科博士課程前期課程2回生の笠井信一さんの研究が「SpringerPlus」に原著論文として掲載されました.


 本研究科博士課程前期課程の笠井信一さんが、同学部後藤一成准教授と共同で取り組まれた研究が「SprigerPlus」に原著論文として掲載されました

 この研究論文は低酸素環境下(酸素濃度 14.5 %)での高強度スプリントトレーニングにおける効果を 通常酸素環境下(酸素濃度 20.9 %)で行う同様のトレーニングと比較したものです

 

Nobukazu Kasai, Sahiro Mizuno, Sayuri Ishimoto, Etsuko Sakamoto, Misato Maruta and Kazushige Goto. (2015). Effect of training in hypoxia on repeated sprint performance in female athletes. SpringerPlus 4: p. 310.


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