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2015年02月のニュース

2015.02.25

2015/02/25本学部准教授・後藤先生の研究内容が、アメリカスポーツ医学会の発刊する「Sports Medicine Bulletin」で紹介されました。


本学部准教授の後藤一成先生の研究室で研究されてきた内容が、アメリカスポーツ医学会(ACSM)が発刊する「Sports Medicine Bulletin」で紹介されました。この研究では、高強度運動後におけるコンプレッションウェア(着圧を施したスポーツウェア)の着用が筋力の回復や筋損傷の軽減に及ぼす影響が検討されました。また、記事内では、本研究科博士課程前期課程の水野沙洸さんが中心となり現在進行している新たな研究内容についても紹介されています。

記事掲載URL http://www.multibriefs.com/briefs/acsm/active2-24.htm

Active Voice: A Novel Strategy for Promoting Recovery of Muscular Strength after Strenuous Exercise in Competitive Athletes

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2015.02.23

2015/02/13 日本学術振興会特別研究員(ポスドク)の福谷充輝先生の研究が「SpringerPlus」に原著論文として掲載されました。


日本学術振興会特別研究員(ポスドク)の福谷充輝先生が栗原俊之助教・伊坂忠夫教授と共同で取り組まれた研究が、「SpringerPlus」に原著論文として掲載されました。

この研究論文によって、反動動作による筋力増強効果 (反動効果) は動作速度に依存し、動作速度が大きいほど、より大きな反動効果を得ることが出来ることが明らかになりました。この知見は、スポーツの試合や筋力トレーニングのように、大きな筋力発揮を要求される状況において活用されることが期待されます。

 

Fukutani A, Kurihara T, Isaka T. (2015). Influence of joint angular velocity on electrically evoked concentric force potentiation induced by stretch-shortening cycle in young adults. SpringerPlus. 4:82. doi:10.1186/s40064-015-0875-0.


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2015.02.20

2015/02/19スポーツ健康科学部主催シンポジウム『「未来のトレーニング」を提案する』が 開催されました



2015年2月19日(木)、本学びわこ・くさつキャンパス・ローム記念館にて、シンポジウム『「未来のトレーニング」を提案する』(スポーツ健康科学部主催・総合科学技術研究機構スポーツ健康科学研究センター共催)が開催されました。

本シンポジウムにおける基調講演としては、川原貴先生(国立スポーツ科学センター・センター長)に「トップ選手のトレーニングを支えるスポーツ医・科学」とのタイトルで世界各国のナショナルトレーニンセンターの変遷や課題についてご講演頂くとともに、Wendy KOHRT先生(コロラド大学教授・本学訪問教員)が、「Is a High Volume of Exercise Harmful to Bone?」とのタイトルで最新の研究事情についての講演を行って頂きました。


また、本学部からは、長野明紀教授が「バイオフィードバックを用いたランニング動作のトレーニング」について研究報告を行い、橋本健志准教授は、「脂肪・筋・脳生理における基礎科学から応用科学への試み」とのタイトルで研究報告を実施しました。

シンポジウムの前・後半の合間には、本学研究科所属の大学院生によるポスターセッションも実施され、大学院生が行っている研究を下に、参加頂いた企業・学外関係者の方々と積極的な意見交換を行っている場が見受けられ、大学院生にとっては研究交流を行う素晴らしい機会となったと考えられます。


なお、本シンポジウムは学外・学内の方を合わせて100名を越える方にご参加頂き、非常に盛況のうちに閉幕致しました。ご参加頂いた方につきましては、厚く御礼申し上げます。

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2015.02.20

本研究科博士課程後期課程3回生の森嶋琢真さんが 本学部教員と共同で取り組んだ研究が、 「Clinical Physiology and Functional Imaging」に原著論文として掲載されました。


本学研究科博士課程後期課程3回生の森嶋琢真さんが
本学部准教授の後藤一成先生、教授の浜岡隆文先生、
助教の栗原俊之先生と共同で取り組んだ研究が、
「Clinical Physiology and Functional Imaging」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、週3回・4週間の期間で実施する低酸素環境でのトレーニングが、
週6回・2週間の期間で実施する低酸素環境でのトレーニングに比較して
糖代謝の改善に対して有効であることを明らかにしました。

Takuma Morishima, Yuta Hasegawa, Hiroto Sasaki, Toshiyuki Kurihara,
Takafumi Hamaoka and Kazushige Goto. (2015).
Effects of Different Periods of Hypoxic Training on Glucose Metabolism and Insulin Sensitivity.
Clinical Physiology and Functional Imaging, 35(2). 104-109.


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2015.02.10

2015/02/19 スポーツ健康科学部でシンポジウムを開催します。


スポーツ健康科学部では、
以下の日時でシンポジウムを開催します。
「『未来のトレーニング』を提案する」と題しまして、
川原貴先生(国立スポーツ科学センター・センター長)
Wendy KOHRT先生(コロラド大学教授)
の基調講演の他、本学部の教員が「トレーニング」を切り口に
最新の研究について講演を行う予定です。
皆様のご参加、お待ちしております。

開催日時:2015年2月19日(木)13:00~17:00
開催場所:本学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県)
参加費 :無料
申込方法:下記URLより事前にお申込み下さい。

スポーツ健康科学部シンポジウム

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2015.02.05

2015/01 本研究科博士課程後期課程2回生の梅垣明美さんの研究が「体育学研究」に原著論文として掲載されました。

スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程 2回生の梅垣明美さんが指導教員の大友智先生大阪体育大学教授の上谷浩一先生同准教授のウエイン・ジュリアン先生と共同で取り組まれた研究が、「体育学研究」に原著論文として掲載されました.

 この研究論文は、 N.エリアスのフィギュレーション理論、すなわち相互依存的な人間関係が社会の変化を生み出すという理論をもとに、ルールの変容過程及びフェアプレイの起源を明らかにしました.

 

梅垣明美、 大友智、 上谷浩一、 ウエイン・ジュリアン(2014)前近代におけるフェアプレイの検討 N. エリアスのフィギュレーションの視点を手がかりとして、体育学研究、59(2) 13-527


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