強み・特長

01 法学・政治学をより専門的に究める・深める場

法学研究科は、法曹を目指すことを主眼とする法務研究科(ロースクール)とは異なり、より広く、法学・政治学を専門的に学ぼうとする方のための大学院です。たとえば、社会で活躍するために法学・政治学のスペシャリストになりたい方、法学部の学びでは満足できなかった方、研究者になりたい方が対象です。なお、立命館大学法学部在籍中のみなさんには、大学院科目早期履修制度や早期卒業制度があります。また、立命館大学の学内進学者のみを対象とした入試制度も設けられています。

博士課程前期課程では修士論文、博士課程後期課程では博士論文を、指導教員による個別の指導・助言を受けながら執筆します。法学研究科には、専任教員が約60名在籍し、みなさんの高度な専門的学びをサポートする体制が整っています。さらに、博士課程後期課程では他研究科所属の教員も研究指導を担当します。

02 自身の関心・進路に合わせて選択する4つのコース

博士課程前期課程は、自身の関心・進路に合わせて選べる4つのコースからなっています。法学のスペシャリストを養成する「リーガル・スペシャリスト・コース」、第二に、公務員志望者向けの「公務行政コース」、第三に、学問的関心をより専門的に深めるための「法政リサーチ・コース」、第四に、研究者志望者向けの「研究コース」が設置されています。

03 スペシャリストとして活躍する修了生

法学研究科で専門的な知識を身につけた修了生は、公務員・大学教員・税理士・弁理士・司法書士・公認会計士、民間企業の法務・財務・海外部門、特殊法人など多様な進路を開拓し、社会でスペシャリストとして活躍しています。法学研究科の特長として、院生のための就職サポートが充実していることも挙げられます。

04 留学生も共に学ぶ研究環境

法学研究科では、これまで多くの留学生が入学し、優れた業績を修めてきました。2018・2019年と2年連続で立命館大学大学院が、日本留学AWARDS「留学生に勧めたい進学先」大学院部門(西日本)大賞を受賞しました(詳細はこちら)。法学研究科では、栄えある賞をいただいたことに感謝し、今後も留学生の受け入れを行っていきます

05 充実した研究施設

大学院の講義が主に行われる「存心館(法学部棟)」が2018年に全面リニューアルされました。明るくなった教室や、個別の自習スペースも完備された「ろこも」など、快適な学修環境が整いました。さらに、食堂もきれいになり、女性用のトイレにはパウダールームを設置、多目的トイレも増設しました。

2015年4月に衣笠キャンパスに新しく大学院生専用の3階建ての研究棟「究論館」が開設されました。究論館の建設にあたっては、実際に施設を利用する大学院生達が何度もワークショップを行い、そのアイデアが反映された施設となっています。

究論館【大学院生専用の研究棟】

存心館【ラーニング・コモンズエリア(ろこも)】

ラーニング・コモンズエリア(ろこも:Law Commons Square)です。個人と集団でエリア分けし、個人を充実させた個monS(コモンズ)となっています。

存心館【教室エリア・共用エリア】

教室の機能(用途)ごとにコンセプトを持たせ、カラースキームを工夫しています。

存心館【学生食堂エリア】

在学生の意見を取り入れ京都が持つ「はんなり」感を加えることでさらに京都らしさを増し「京都にある存心館」をアピールできる学生食堂としました。