SHUM Kai Hoさん の VOICE

VOICE

取材時期:2016年

SHUM Kai Hoさん 修了生

応用社会学専攻
高度専門コース
博士課程前期課程1回生

「グローバル人材」の育成・支援制度が充実している

私は日本と同様に少子高齢化に直面している香港から来た留学生です。 日本における高齢者福祉制度や社会の動向などを学ぶために留学しに来て、現在、「高齢者の社会的孤立」とそれに対する「有償ボランティア」の守り活動及び展望について研究しています。

しかし、高齢化社会が問題になっているのは日本だけではなく、多くの先進国で共通した課題となっています。この課題に取り組むに当たっては「グローバル」な研究や実践の交流が有用だと考えます。その場合、今日の社会にとっては、「国際的」な視座や「多角的」な視点を持つ人材が求められると考えます。

社会学研究科は「グローバル人材」の育成・支援制度を充実させており、それは留学生の私にとっては一番魅力的なポイントです。その中の一つは「社会学研究科Global Project」です。このプログラムでは、日本と海外の教授の講義があり、テーマも幅広いです。また、海外の研究者たちが集まる発表会もあり、互いに交流しながら「国際的」な視座を広げることができます。

そして、分野が異なる研究者同士間の交流を促進するため、「院生共同研究会助成制度」があります。この制度の下で、社会学研究科の院生同士が学び合うことができ、補助を受けながら様々な研究や調査活動を行うことができるようになっています。現在、日本・台湾・香港の院生は共同研究会を立ち上げ、「東アジア社会保障制度」について研究しています。この中で、院生同士と研究しながら「多角的」な視野を身に付けています。

「グローバル人材」になりたいあなたと一緒に研究しながら、社会学研究科ならではの魅力を実体験しましょう。