深谷 弘和さん の VOICE

VOICE

取材時期:2012年

深谷 弘和さん 修了生

社会学研究科 応用社会学専攻
博士課程後期課程1回生

障害者福祉、精神保健福祉を自分自身の生活につなげて

私は障害者福祉や精神保健福祉を専門としていますが、社会学研究科では社会福祉の領域を越えて様々な視点から研究をすすめることができます。研究科には、社会学理論から教育学、心理学、社会福祉学、医学、スポーツ、メディアなどを研究されている多くの先生が所属されておられます。これまでにも社会福祉とは一見関わりのないようにみえるメディア研究の授業を受講し、新たな分析の視点を得たこともありました。
また、社会学研究科では院生同士の交流も盛んです。院生が研究をおこなう共同研究室でも、常に研究交流が行われています。また院生がテーマを設定して共同研究会をつくり、領域を越えた研究活動も行われています。
社会について研究を重ねていくことで、少しずつですが自分自身の生活と障害者問題が密接にかかわっていることを感じることができるようになってきました。そして、積極的に現場へフィールドワークに出ることによって、「現場から学ぶ」ということを大切にしたいと思っています。
社会で起こっていることと自分自身の生活をつなぐ研究を発信できる研究者に育っていくことが、今の私の目標です!