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【学術交流協定書調印式】ミュンヘン工科大学社会科学・技術学部と立命館大学産業社会学部・社会学研究科との学術交流協定書の調印式 開催
2025年2月27日(木)立命館大学平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルームにおいて、ミュンヘン工科大学社会科学・技術学部と立命館大学産業社会学部及び社会学研究科との協力協定書の調印式を行いました。ミュンヘン工科大学は、ミュンヘン市とその郊外に3 キャンパスを持ち、15 の主要研究分野に対して9 学部を設置する、5 万人の学生を擁するドイツのトップ大学です。そのなかで、同大学社会科学・技術学部は、同大学唯一の文系学部として、技術進歩に伴う産業及びその社会的変容に対して社会科学を中心に学際的な見地から分析することを目的に設置された学部です。
産業社会学部では、2021 年度から先方と20 年来の交友関係を持つ長尾伸一氏(名古屋大学名誉教授)を客員教授としてお迎えすると共に、本学部の複数教員が参画する学内「国際共同研究推進プログラム」も活用し、両学部での緊密な研究交流を進めてきました。2023年度末には、ミュンヘン工科大学社会科学・技術学部と本学産業社会学部・社会学研究科の創設目的や教学・研究理念との親和性から、両学部間での関係をより一層強化していく方向で一致したことが確認できたことを踏まえ、両学部間での協力協定を締結することとなりました。
調印式には、ミュンヘン工科大学から、社会科学・技術学部のミランダ・シュラーズ教授(環境・気候政策講座主任教授)が列席され、またオンラインでは、ウルズ・ガッサー社会科学・技術学部長はじめ、多くの教員及び研究員の方がドイツ・ミュンヘンよりご列席くださいました。立命館大学からは、黒田学産業社会学部長、三笘利幸社会学研究科長、遠山千佳衣笠国際教育センター長(国際部副部長)、長尾伸一産業社会学部客員教授はじめ、多くの本学教職員が会場に集まりました。式では、黒田学産業社会学部長より、これまでの経緯や協定締結の感謝の意を述べ、今後の教学及び研究交流の発展への期待を述べられました。それを受けて、ウルズ・ガッサー社会科学・技術学部長からは、協定締結の喜びと今後の相互交流への期待を込めた挨拶が行われました。その後、遠山千佳衣笠国際教育センター長からは、立命館大学全体としての歓迎の意を述べられ、長尾伸一産業社会学部・客員教授からこれまでの研究交流とこれからの展開についての期待を込めたご挨拶を賜りました。
最後に協定書のサインとともに、立命館大学から、京都三大祭りの模様を描いた西陣織のタペストリーが記念の品としてミランダ・シュラーズ教授に贈られ、和やかな雰囲気の中、式典はつつがなく終了しました。
本協定に基づき、これまでの活動の継続的発展とともに、新たな学部生の交流促進の取り組みや、本学部教員・院生との共同研究を展開していきたいと思います。ご期待ください。
挨拶されるミュンヘン工科大学ウルズ・ガッサー社会科学・技術学部長