IPAC2026@立命館大学 報告

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2026-03-13

IPAC2026@立命館大学 報告

 本学社会学研究科は、国際交流推進の一環として、海外の諸大学の学生及び教員同士の研究交流を目的とした国際交流会議(IPAC:International Postgraduate and Academic Conference、通称アイパック)を 2006年度より開催してきました。IPACは、本学と中央大学校(韓国)、そして国立台北大学(台湾)が順に開催幹事校となって、毎年2月頃に開催しています。2025年度(IPAC2026)は、2026年2月10日、11日の2日間、本学がホスト校となり、朱雀キャンパスにおいて対面形式で開催されました。今回は、中央大学校(韓国)、国立台北大学(台湾)に加え、マリア・グジェゴジェフスカ大学(ポーランド)、ミュンヘン工科大学(ドイツ)も参加されました。  

 IPAC2026には、5つの大学から学部生・大学院生・教職員あわせて82名が参加しました。2日間にわたり、シンポジウム、口頭発表、ポスター発表など、合計42件の研究発表が行われました。本学からは、社会学研究科博士前期・後期課程の院生等5名、産業社会学部生8 名が参加し、英語で研究成果を発表しました。各発表では、討論者からのコメントやフロアからの質問が寄せられ、活発な議論が展開されました。参加者同士が互いの研究について意見を交わしながら議論を深める、終始和やかで活気に満ちた雰囲気の中で会議が進められました。  
 また、ランチタイム交流会も開催し、学生同士、そして教員同士の交流が各所で生まれ、国際的な学術交流の輪が広がりました。会議終了後の2月12日には、希望者を対象に衣笠キャンパスのキャンパスツアーを実施しました。参加者はキャンパス内の施設を見学しながら、本学の歴史や教育環境について理解を深める機会となりました。  
 以下では、IPAC2026で研究発表を行った立命館大学の学生参加者から寄せられた感想を紹介します。 

 〇D2(国際プロジェクト履修生):  
 初めての英語での研究発表で緊張したが、国際学会の入り口として貴重な経験が出来た。一方で、社会学と一口に言っても幅広いため、自分と近しいテーマが少なく、事前の知識の共有が難しく感じた。 

 〇M1(公募): 
 IPAC2026は、私にとって2度目の国際学会でした。IPACの魅力は、英語での口頭発表のみならず、自身のさまざまなスキルを試すことができる点にあると思います。指定討論者とのディスカッション、懇親会や休憩時間での他大学の教授陣や院生との交流がその例です。来年のIPACや他の国際学会での発表につながるよう研究を続けたいです。

 〇D0(26年度博士後期課程入学):
 IPACは、他国の同世代の院生の研究に触れられる貴重な機会だった。院生の報告の場なので、他の学会と比べると緊張することなく、報告することができた。ランチタイムでは、それぞれの国や大学の話を聞くことができ、充実した時間を過ごすことができた。

〇学部3回生(公募):
 IPACへの参加は、私にとって非常に貴重な経験となりました。多岐にわたるセッションを聴講したことで、自身の専門外からも新たな知見を得ることができました。また、発表を通じて頂いたフィードバックにより、今後取り組むべき研究方針が明確になりました。卒論執筆に向けたこれからの1年間を充実させるための大きな糧となり、この機会に深く感謝しています。 

〇学部3回生(公募):
 院生や教授の前での発表は非常に緊張しましたが、とてもいい経験になりました。英語力はまだまだですが、参加者のどんな発表に対しても真摯に向き合って考えている姿勢を見て、安心して発表することができました。海外の方にも通用する研究ができた事は、自分にとっての自信にも繋がりました。 

〇学部3回生(公募):
 英語での発表に不安感は正直ありましたが、先生方のサポートのおかげで、緊張しすぎず発表することができました。当日は想定外の質問に十分な回答ができない場面もありましたが、今回のような貴重な経験は大きな自信となりました。韓国と台湾の学生と交流することもでき、楽しい時間を過ごせました。 

〇学部3回生(公募):
 私自身、英語力にはあまり自信がありませんでしたが、事前のサポートを手厚くしてくださったことやお互い英語を母国語としないからこそ、楽しい2日間になりました。ただ英語で発表するだけでなく、自分達の研究を英語でわかりやすく説明するために、再度見直す良い機会となり、自分自身の研究に対する解像度が上がったことも参加してよかったと感じています。 

〇学部3回生(公募):
 参加前は言語力や発表について不安が多くありましたが、他国の学生さんや教授とも楽しく交流ができてよかったです。自分の言語力の不足を感じられ、勉強のやる気に繋がりました。  


 社会学研究科では、国際的な視野をもって研究を行う院生を育成するためのプログラムとして【国際プロジェクト】の履修を推奨しています。2年目履修者にはIPACでの発表の優先権を与えると共に、IPAC報告募集を行う秋セメスターには、国際プロジェクト履修生だけでなく、社会学研究科に所属する院生全員を対象に、そして卒業研究などを基にした学部生による発表者のエントリーを募っています。  2027年2月頃に予定されている次回IPACは、韓国・中央大学がホストとなって開催予定です。


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