メディアと国際政治の関係に着目しながら日米関係の学びを深め、両国の架け橋として貢献できる人材になりたい。
宮脇 クリスティーン花 さん
グローバル・スタディーズ専攻 3回生
グローバル・スタディーズ専攻の3回生としてメディアと国際政治の関係について学んでいる宮脇さん。学部での授業の様子や、キャンパス外で取り組まれている米国大使館主催の活動や国連訓練調査研究所での活動についてお話を伺いました。
国際関係学部(GS専攻)を志望した理由を教えてください。
宮脇日米両国で育った経験から、政治とメディアとのあり方に強い関心を持っていました。アメリカでは政治がオープンに議論される環境が身近にありましたが、12歳頃に移住した日本では、政治やメディアの扱い、人々の関心に大きなギャップがあることに衝撃を受け、大学では国ごとで報道姿勢や世論形成がどのように異なるのかを国際的な視点から深く学びたいと考えるようになりました。
国際関係学部のグローバル・スタディーズ専攻であれば、自分の強みと興味を生かして学べると思いましたし、多様な背景を持つ学生から刺激を受けながら、ユニークな講義を通して関心を追究し、実践的な英語力も高められる環境だと確信して志望しました。
入学してみて国際関係学部のイメージはどう変わりましたか?
宮脇入学前は講義を聞くことが中心の授業が多いイメージがありましたが、実際にはディスカッション中心の授業が非常に多くて驚きました。どのようなバックグラウンドを持つ学生でも、オープンに自分の意見をぶつけ合える環境が整っています。
また、学生一人ひとりが自身の関心に非常に情熱的であることも刺激的です。学べる分野が幅広く、国際関係という広い枠組みの中でも自分の興味に焦点を絞って探究することができます。教授陣も親身に接してくれるため、気軽に深く議論ができるアットホームで楽しい雰囲気も、良い意味でのギャップでした。

学部ではどのようなことに関心を持たれて学ばれていますか?
宮脇主に「国際政治経済」「日米関係」などの授業を通じて、政治、メディア、日米関係に関する理論を幅広く学んでいます。国際関係学部の2回生が学年全体で模擬国際交渉を行う「グローバル・シミュレーション・ゲーミング(GSG)」の授業では、CNNチームのシニアエディターとして活動し、国際ニュースの分析や発信を行いました。こうした経験を通じて、メディアが国際政治や世論形成に与える影響について理解を深めています。
3回生から所属しているゼミは、「World Order(国際秩序)」をテーマにした非常に幅広い視野を持つゼミに所属しています。メンバーはAI、ビジネス、政治など、それぞれ異なる分野に強い関心を持っています。毎週、各自の関心と国際秩序を結び付けながら議論を行っており、「AIをどのように活用して国際関係の未来を予測できるのか」や、「ビジネスやメディアは政治的な結果にどのような影響を与えるのか」といったテーマを探究しています。
こうした議論を通じて得た多角的な視点を生かし、今後はメディアと国際政治の関係に着目しながら、日米関係についてさらに理解を深めていきたいと考えています。
授業以外ではどのような学生生活を送られていますか?
宮脇米国総領事館が主催する「Ambassadors Youth Council(在大阪・神戸米国総領事館)」に参加しました。このプログラムでは、外交官や専門家との交流を通して、日米関係及び国際問題について理解を深めます。
1回生から2回生まで約1年間参加し、日米同盟を多角的な視点から強化することに強い関心を持ちました。
毎月行われる専門家や政府関係者とのディスカッションやレポートの作成に加え、日米関係を支える企業とのネットワーキングや、東京での大使館職員、MEXT、横須賀海軍基地関係者との意見交換を行いました。
日米関係や地域安全保障について熱心に議論する中で、自身のバイカルチュラルな背景を強みとした独自の視点を提供することができましたし、日常や授業では得られない知識と経験を得ることができました。
また、UNITAR(国連訓練調査研究所)広島事務所の「Youth Leaders Forum」メンバーとしても活動をしており、核軍縮、グローバルリスクの枠組み、人道的帰結、国連主導のイニシアチブに関するミーティングやオンライン授業に参加しています。
国際平和と安全保障における若者のアドボカシーへの理解を深めており、国連が広島で開催する2026年「A World without Nuclear Weapons Program」に向けて、メンバーと協働で議論を重ねています。これからの未来を左右する重要な議論に対し、一人の大学生としての「声」を最大限に活かして貢献したいと考え、現在も活動しています。
学生生活を通じて一番成長したのはどのような部分だと感じていますか?
宮脇自分の意見に自信を持ち、それを恐れずに周囲に発信できるようになったことです。授業でのディスカッションはもちろん、学外の活動や日常生活のあらゆる場面において、どのような相手に対しても自分の考えを明確に、自信を持って堂々と伝えられるようになった点に、一番の成長を感じています。

将来の目標を聞かせてください。
宮脇将来は、日本に拠点を置くアメリカ系企業で働きたいと考えています。特にコンサルティングファームやアメリカのメディア企業など、政策や国際的なコミュニケーションに関わる分野に関心があります。在学中に経験したAmbassadors Youth Councilの活動で学んだ政策の知識や、日米の文化・社会に対する理解を活かし、両国の架け橋として貢献できる仕事を目指しています。
国際関係学部を志望する受験生へメッセージをお願いします。
宮脇自分が持っている「情熱」や「興味」を、絶対に妥協せず、自分の強みとして大切にしてください。それこそが、他の誰とも違うあなた自身のユニークな武器(差別化のポイント)になると思います。国際関係学部は、その情熱を全力で受け止め、伸ばしてくれる場所です。応援しています!
2026年6月更新
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