西 竜志 教授
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- 人工知能、システム計画
- 担当コース
- 知能情報コース
- 主な担当科目
- 人工知能、最適化数学
- 研究分野・テーマ
- 知能ロボティクス、最適化、スケジューリング、サプライチェーン
- 過去の部活動
- ソフトボール部
- 得意な科目
- 数学、理科、コンピュータ、英語
- 苦手な科目
- 体育、音楽
- おすすめの書籍
図解まるわかりAIのしくみ三津村 直貴著、翔泳社
改訂版 高校生からはじめるプログラミング吉村総一郎、KADOKAWA
高校生からのPython入門立山 秀利著、ジャムハウス
など
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
さまざまな企業と連携して産業や社会の実問題をコンピュータシミュレーションやモデリング、最適化を通じて問題解決したり、情報を通じて新たな発見をしたり、新しいシステムや仕組みを提案したりできるところに魅力があります。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
新しい課題が与えられたときの問題解決のためのアプローチを考えるときに役に立ちます。解決策がわからない状況でどのようなデータを取得すれば良いのか、取得したデータをどうやって解析したらよいのか、現象を理解するためのモデリングの方法や問題を解決するためのコンピュータのアルゴリズムを考えることができるようになります。また、その問題自体がどのくらい難しいのかといった困難さを定量化することもできるようになります。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。
ロボットの知能化やロボットとその周辺機器からなる動作システムの最適化手法の開発を行っています。具体的には、人工知能技法やデータサイエンスを活用したデータ駆動手法によるロボットシステムの機器選定、ロボットの配置動作計画の最適化、記号列入力によるロボットのタスク計画、省エネルギー動作計画技法、ティーチングレスロボットシステムの開発、複数台移動ロボットの経路計画、スケジューリングやサプライチェーンマネジメントなどの知的システム計画に関する研究を行っています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
さまざまな自然現象や問題に興味を持ち、新しい課題を自ら発見して、課題解決にチャレンジしてほしいと思います。課題解決を通じて座学だけではなく、課題解決のためのプロジェクトの進め方や他者との連携の仕方、多様な考え方を理解し、他者とのコミュニケーションの仕方やプレゼン技法なども学んでほしいと思います。