TAKASHIMA Ryoichi
高島 遼一 教授
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- 音声情報処理
- 担当コース
- メディア情報コース
- 主な担当科目
- デジタル信号処理、音声音響メディア特論
- 研究分野・テーマ
- 音声認識 音声合成 音声信号処理
- 過去の部活動
- 水泳
- 得意な科目
- 数学、物理
- 苦手な科目
- 社会
- おすすめの書籍
考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則バーバラ・ミント、ダイヤモンド社
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
応用の広さが魅力の一つと思います。コンピュータの仕組みやプログラミング、情報数学といった基礎から学び始め、その先にはIoTやデータサイエンス、セキュリティ、インタラクション、人工知能・・・といった様々な応用に繋がっていきます。情報分野に興味のある方は、きっと情報理工学部で「これだ!」と思う分野を見つけられるでしょう。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
今や産業においてはITを利用しない分野を見つける方が難しいでしょう。情報理工学部で学んだ知識とスキルは、プログラムやシステム開発をメインに扱う企業はもちろん、農業や建設、運輸、金融、教育など多種多様な産業分野で活かせられるはずです。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。
コンピュータが人の聴覚のように音声から様々な情報を読み取る音声認識と、人の発声のように伝えたい情報から音声を作り出す音声生成の研究をしています。例えば音声認識では発話内容だけではなく、誰が・どんな場所で・どんな感情・意図で話しているか、といった複雑な情報までを認識するというように、音声に潜在する多様な情報を捉えた音声認識・生成技術の開発を目指しています。またこれらを応用して、身体や発話、聴覚に障がいのある方々への支援技術など、社会の安心・安全に役立つ技術の研究もしています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
色々なことに興味を持てるような積極性を養ってもらい、答えが用意されていない様々な社会課題に対して最後まで考え抜く、強い人材に成長してもらいたいと思います。