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井上 克郎 特別招聘教員

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所属学部
情報理工学部
職位
特別招聘教員
専門
ソフトウェア工学
担当コース
システムアーキテクトコース
主な担当科目
論理回路
研究分野・テーマ
ソフトウェア保守、ソフトウェア分析、実証的ソフトウェア工学、コードクローン分析
過去の部活動
中学ではアマチュア無線部、高校では物理部アマチュア無線班に所属していていました。部活ではライセンスの取得(電話級、2級、1級)や受信機や電子機器の作成をしていました。
得意な科目
数学、物理
苦手な科目
国語
おすすめの書籍

高等学科 教科 情報I, II 教科書各社いろいろあるが、例えば萩谷昌己編、実教出版社

大学の基礎教育だけでなく、専門課程の内容にも踏み込んだ内容になっている。大学の勉強でつまづいたらもう一度読み直そう。

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

簡単な原理、定義、命令をくり返して実行、適用していくと、非常に複雑で未知の新しい創造物を作り上げることができます。インターネットやAIなど、私たちの生活に大きな影響を与える革新的な技術も、非常にシンプルな基本的な原理や定義の積み重ねでできあがっています。これらの創造に直接関わることができるのは情報理工学の醍醐味です。

卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?

新しい技術はどんどん出てきますが、理工学部で学ぶ基礎的な勉強を身につけておくことによって、柔軟に取り入れることができるようになります。基礎さえあれば、新技術への適応も問題ありません。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。

プログラムの一部が、他のプログラムの一部の複製になっていないか、を調べています。同じ部分が複数個あると、プログラムが増大し、問題発生時の修正に手間がかかるなどの問題が生じます。多くのプログラムでは、全体の2〜3割ぐらいはそのような複製箇所になっています。現在は、なぜそのような複製になっているか、誰が複製したか、などの調査を行なっています。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

ぜひ、数学や英語などを含めて情報科学の基礎的な勉強をきっちり習得し、これからの時代の変化にも十分対応できる学力を身につけて、新しい情報産業を牽引していってください。

今、注目している技術・テクノロジーについてお教えください

やはり大規模言語モデルなどの機械学習の発展が、ソフトウェアの生産、保守、管理などにどのようなインパクトを与えるか、非常に興味を持って見守っています。

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