李 森曦 特任助教
- 教員データベース
- 先進計算機システム研究室
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 特任助教
- 専門
- プログラミング言語、ソフトウェア工学、プログラム解析
- 担当コース
- セキュリティ・ネットワークコース
- 主な担当科目
- 卒業研究
- 研究分野・テーマ
- 型推論、ドメイン固有言語、静的解析
- 得意な科目
- 歴史、数学
- 苦手な科目
- 化学、英語
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
情報理工学の面白さは、一つの問題に対してもさまざまな解決方法があり、それらを実際に作って試すことで、それぞれの違いや可能性を確かめられることだと思います。例えば、あるソフトウェアを作るとき、同じ機能を実現する場合でも、シンプルさを重視するのか、多少複雑になっても性能を重視するのかなど、さまざまな設計の選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、何を重視するかによって、適した設計も変わってきます。情報理工学では、こうしたアイデアを実際にプログラムとして形にし、動かして、結果を確かめることができます。試行錯誤を通して、まだ知られていない可能性を発見できることが、情報理工学の大きな魅力だと思います。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
情報技術は、IT分野だけでなく、さまざまな分野と組み合わせることができます。特にデジタル化が進む現在、情報技術を活用する力は、多くの分野で役立つと思います。情報理工学部で学ぶことの中で、最も大切なのは、個々の技術や知識だけではなく、現実問題をどのように考え、解決していくかという思考力と、困難に対して失敗を恐れずに挑戦する姿勢だと思います。大学で身につけた知識や考え方を、自分の興味のある分野と組み合わせることで、自分に合った進路や、新しい可能性を見つけることにつながると思います。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。
プログラム中の変数がどのようなデータを扱っているのかを自動的に推測する「型推論」という技術を研究しています。人間ならプログラムを読んで判断できますが、複雑なプログラムであっても、コンピュータがその内容を自動的に読み取り、プログラムの間違いを早く見つけたり、より効率的に動作するプログラムを作ったりすることができます。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
大学では、自分で問題を見つけ、それをどのように解決するかを考える経験をしてほしいです。授業で学んだ知識や技術を覚えることだけを目標にするのではなく、それよりも、「なぜだろう?」と疑問を持ち、自分で調べたり、試したりする姿勢が大切です。失敗したときにも、その原因を考え、試行錯誤を続ける力を身につけるのは大事です。卒業する頃には、単に「プログラムを書ける人」ではなく、さまざまな困難や課題に直面し、解決への道を探していける人に成長してもらいたいです。