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「大地の相:張燦輝写真展」の開催について

2024年9月19日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、標記展示企画を実施しています。

 本展は、日本初の現象学研究センターとして2009年に設立された立命館大学間文化現象学研究センターの研究活動(「芸術の現象学」研究プロジェクト)の一環として実施しているものです。

 同センターは、2009年の設立以来、世界各地の現象学研究者との交流・連携を進めると同時に、世代間連携の研究体制を整備するため、さまざまな企画を実施してきました。その成果は、『現代思想』2010年5月号特集「現象学の最前線──間文化現象学という視座」、谷徹編『間文化性の哲学』(文理閣、2014年)、『立命館大学人文科学研究所紀要』などに掲載されています。

 本展の内容は、9月15日まで、石川県西田幾多郎記念哲学館で開催されていた「無相の相:張燦輝写真篆刻展」のうち、「大地の相」のセッションで展示された20点の写真をポスター形式等で展示しているものです。写真撮影者である張燦輝先生は、ドイツの哲学者・マルティン ハイデガーを専門とする哲学者でもあり、本学で2009年2月に開催された間文化現象学の第1回セミナーの講師として連続講義をされたご縁もあり、今般の写真展を開催される運びとなりました。

 哲学だけでなく写真や芸術に関心をもつ多くの皆様方にとっても、今般の写真展が実りあるものとなることを願っております。


  1. 企画名:「大地の相:張燦輝写真展」
  2. 実施体制:
     <主催>立命館大学・間文化現象学研究センターおよび哲学・倫理学専攻
     <協力>立命館大学図書館
  3. 展示期間:9月18日(水)~10月17日(木)
  4. 展示会場:平井嘉一郎記念図書館 1Fギャラリー
<展示風景>

<ギャラリー出入口(正面右側>

<ギャラリー内全景>