4月展示「中原中也の世界-私の歌を聴いてくれ」実施のお知らせ
2025年4月16日
OIC
中原中也は大正12(1923)年4月から大正14(1925)年3月まで立命館中学校(旧制)に在籍しており、本学にゆかりの深い詩人です。2年間という短い期間でしたが、「6歳年長の詩人(京都大学に在学し立命館中学校の非常勤講師をしていた「正岡忠太郎」)、3歳年上の女優(「長谷川泰子」)など、京都時代の出会いや古本屋で見つけた高橋新吉の詩集『ダダイスト新吉の詩』がその後の彼を決定的に詩人にしていきます。
知らず知らずのうちに心の奧深く刻まれる中原中也の詩。それが生まれ、読み継がれてきた背景をたどっていくことを通して、文学、人間、歴史、風土などと、思いがけない広がりが見えくるのではないでしょうか。そうした思いから本展を企画しました。
開催に当たり、パネルで使用している写真の多くは、中原中也記念館にその使用を快諾いただきました。また、この時期の彼をモデルにした映画「ゆきてかへらぬ」のポスターとプロモーションビデオは、2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会からご提供いただきました。
この機会に是非ご鑑賞いただけましたら幸いです。
- タイトル: 中原中也の世界-私の歌を聴いてくれ
- 主 催: 立命館大学図書館
- 協 力: 中原中也記念館 2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
- 展示期間: 2025年4月16日(水)~ 6月10日(火)
- 場 所: OICライブラリー2階展示室
※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


