東日本大震災展 ―記憶を風化させない―
2013年11月1日
衣笠
開催場所:立命館大学衣笠図書館1階 展示コーナー
展示主旨:
2011年3月11日、巨大地震が引き起こした東日本大震災は、被災地である東北地方と関東地方のみならず、日本中を巻き込む未曾有の災害となりました。死者は1万6000人あまり、行方不明者も2600人を超え、今も多くの人が仮設住宅や故郷を離れて暮らすことを余儀なくされ、不安な日々を送っています。
その震災から2年、やがては3年目をむかえようとしています。私たちはこの震災を過去の出来事として終わらせるのではなく、語り継がなくてはなりません。時間の経過とともに、記憶は風化するものです。だからこそ、ときおり立ち止まり、思いを巡らす時間が必要となるでしょう。今回の展示は、震災の過去を紡ぎ、現在を見つめ、そして未来を考えるために開催するものです。
写真では、復興の最前線で奮闘する立命館大学生の姿も紹介しています。被災地の現実をしっかりととらえ、ひたむきに活動する様子をキャプションとともに展示しています。
展示内容:1.被災地の状況
震災直後から現在まで。(岩手県・福島県)
2.復興ボランティア活動に尽力する立命館大学の学生の姿
3.DVDの上映
『東日本大震災 : 教訓を次世代へ』(ビデオプラザ神奈川、2011年)
(地震発生から60日間にわたり、宮城県石巻地方沿岸部を追ったDVD)
「協力」
立命館災害復興支援室、広報課、学生オフィス、文学部キャンパスアジア事務局、そよ風届け隊