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戦後70年展示企画『「時代の空気」から歴史を読む』展開催

2015年7月8日 衣笠

あの戦争はどのような「時代の空気」の中で始まったのでしょうか。文芸雑誌に掲載された「開戦の興奮」を詠んだ詩歌。戦争の遂行に積極的に協力していくべきだという知識人の主張。自警団を組織して「非国民」を締め出そうというビラ。戦争を遂行する「国家総動員体制」は、政府による思想弾圧や報道統制だけでなく、民衆の間の「時代の空気」によっても、巧みに作り上げられてきました。
反戦詩人として知られる与謝野晶子。戦争を賛美する多くの詩を残しながら、戦後に自らの戦争責任を突き詰めて考えたといわれる高村光太郎。本学図書館の蔵書に見られる彼らの作品と、戦時中に市井の人たちによって作られた戦争遂行ビラを、衣笠図書館1階エントランスに展示します。
 あわせて、戦後という時代の空気を感じる写真パネルを展示しています。
 現代を生きる私たちの周りにある「時代の空気」を読み取る切っ掛けになれば幸いです。

展示場所:立命館大学衣笠図書館(1Fエントランス 展示コーナー)
展示期間:2015年9月頃まで

展示資料の紹介

【上】 平和への伝言 : 戦争実物資料 : 解説
【下】 文藝 復刻版 第52巻
  • 大型写真 ; 戦争と平和の実物資料
  • 道程
  • 名著複刻全集近代文学館 : 明治前期[22]
  • 高村光太郎全集 第3巻
  • 明星. [第一次]1904(1-12)
  • 展望18-19,21-24

  • 展示関連資料の紹介

  • 『文學界』63(1-3)「 日本人の戦争 ――作家の日記を読む」/ドナルド・キーン
  • 『改造』14(4)「餓鬼道」/張 赫宙
  • 『新潮』62(1)-63(9)まで連載「黒い雨」(連載当初は「姪の結婚)/井伏鱒二
  • 『新青年』復刻版10(1)「悪夢」(後の「芋虫」)/江戸川乱歩