「京都の春・夏・秋・冬―絵地図・案内記・パンフレット―」開催(7月11日~9月28日)のお知らせ
2017年7月3日
衣笠
衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館1階ギャラリーにおいて、企画展「京都の春・夏・秋・冬―絵地図・案内記・パンフレット―」が開催されます。清水寺に咲く満開の桜、真夏の祇園祭、紅葉に包まれた嵐山、雪化粧をした金閣寺――「京都」には、想像もつかないような素晴らしい風景があふれています。こうした美しい風景は、今も昔も変わらずに受け継がれてきたといってよいでしょう。そのいっぽうで、変わってしまった風景が多く存在していることもまた指摘できます。「京都」の風景は、いつも同じで、いつも変わらないのではなく、流行や時代の美意識によって移り変わっていくものでもありました。
本展では、こうした「京都」の、春・夏・秋・冬の名所や行事にかかわる風景を、色彩豊かな絵で表現された絵地図や、様々な見所を魅力的な文章で解説した案内記、そして、個々の名所や行事に関するパンフレットをとおして紹介します。「京都」の「いま」と「いまとは異なる世界」をお楽しみください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
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▼展示品の一例(画像クリックで拡大、戻る)
秋里籬島『都花月名所』(吉野屋為八、寛政5年〈1793〉) | |
『板絵折紙 京名勝(下京ノ部)』(山本新三郎、大正期) | |
『もみぢ』(京阪電車、昭和10年〈1935〉) |
▼企画展「京都の春・夏・秋・冬―絵地図・案内記・パンフレット―」出品リスト (PDF/0.1MB)
▼企画展「京都の春・夏・秋・冬―絵地図・案内記・パンフレット―」チラシ (PDF/0.9MB)
※なお、本展は、文学部2017年度前期開講科目「京都学応用研究Ⅰ」(担当:須藤圭)の一環として企画され、その協力によって、実施されるものです。