「伝える」ゼミレポート

超実践型ゼミ ー飲食店から紡ぐ地域創生ー

ゴール
専門的で多角的な学びがありますが、統合しデザインする学びが不足していると感じています。本ゼミでは各々の学びを点としてではなく、つなげてアウトプットするプラットフォームとしたい。実際にこのゼミでは、飲食をデザインするという経験をします。それを通して一つのものを創り上げるのに、とても多数の要素が複雑に絡み合っていること、そんな気づきを得られる場にしたいです。さらに加えて、その飲食が一つの要素となって、さらに大きな地域のつながりやコミュニティといったものを生み出すことが出来るという、食の可能性への気づきの場にもなれたらと思います。最後にこのゼミでの経験やつながりを通して小さな一歩を踏み出し、新たな挑戦へと導く架け橋となればと思います。
開催期間
2022年4月~2022年6月
頻度
【場所】 BKCもしくはオンライン 【日程】 水曜5・6限(4/27.5/11.5/18.5/25.6/1.6/8.6/15.6/22.6/29) 出店日 6月最終週にて一日出店を予定しています。 ※他に有志で週1回1時間程度の活動を想定
使用言語
日本語
キーワード
    プロジェクト型ゼミ、地域、食、デザイン思考、食体験
メンター
金井壽宏(食マネジメント学部教授) 教員紹介はこちら

ゼミレポート

 私たちのゼミでは、キッチンカーでの食体験の提供をコンセプトから調理までを多種多様な15名で創造しました。食体験を提供するには、多様な要素を魅力的にデザインすることが必要不可欠です。だからこそそこから生まれる、食の可能性は広がっていると考えます。 
 「知る」のターンでは【デザインシンキング】【マーケティング・ブランディング】【出張カフェ】について講師の方々に講座をしていただきました。選ぶのターンではコンセプトプレゼン大会を行いました。どの内容も素敵だったため、私たちとして実現したいビジョンを話し合い、その上で選ぶ価値基準を定めました。そしてコンセプトを決定し、最後は料理のクオリティやキッチンカーの外装空間作りまで解像度を上げて、詰めていきました。「使う」のターンでは実際にBKCにて2日間の出店を行いました。滋賀の名産アドベリーを使用したジェラートや、七夕そうめんなどを延べ150名以上のお客さまに楽しんでいただきました。 
 今回のゼミでの学びや気づきをもとに、今後はより継続的で多様な人が集まることのできるプラットフォームを創りたいと考えています。