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6/30 オンライン企画「人間関係のデモクラシー -“家族”から思考する-」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
人間5部作 [1] 人間関係のデモクラシー -“家族”から思考する-

SERIESリベラルアーツ_2021家族_サムネイル


パンデミックによる隔離や行動制限のため、オンライン授業やテレワークが増えた。
家族と同居している人は、家族と過ごす時間が増え、ストレスを感じているかもしれない。
一人暮らしをしている人は、実家に帰省しにくくなり、孤独を感じているかもしれない。
複数の研究で、性差による家事の格差をいっそう悪化させたことが示され、日本を含む各国では、特にワーキングマザーがメンタルヘルス問題で苦しんでいる傾向は高いという。

わたしたちにとって、当たり前のように存在する「家族」。
様々な感情で結びつく関係性の1つでありながら、法的にも社会的にも特別に扱われている。
血のつながりをベースとした「伝統的な家族」ではなく、自ら選び取る「オルタナティヴな家族」を創る人たちもいる。

古くて新しい「家族」について、哲学と社会学の学問的アプローチにより思考し、人間関係のデモクラシー(民主主義)につながるディスカッションとしたい。

◆ゲスト:
横田 祐美子 立命館大学衣笠総合研究機構助教(現代フランス哲学) 研究者DB 関連記事
 *教養科目「教養ゼミナール」担当者
平山 亮 大阪市立大学文学部准教授(社会学) 所属大学教員紹介ページ

◆モデレーター:
柳原 恵 立命館大学産業社会学部准教授(女性史、ジェンダー研究) 研究者DB
 *教養科目「ジェンダーとダイバーシティ」科目コーディネーター

◆日時:2021年6月30日(水)17:00~18:30
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)
◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名
◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。
◆申込フォーム(申込締切 6/28(月) 17:00):
立命館大学学生・院生、教職員の方はこちらから
APU学生・院生、立命館学園の附属校生・校友、一般の方はこちらから

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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