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[学内限定] みらいゼミサマーセッション「宇野常寛先生と観光しない京都2023夏」

みらいゼミ_2023サマーセッション_サムネイル


立命館大学教養教育センターは、2022年3月に続き、本学の卒業生である宇野常寛さんをゲストに招いた特別セッションを実施します。前回は宇野さんが編集長を務める雑誌「モノノメ」において災害復興を特集した創刊号の読書会と、東日本大震災の発災から11年の前日にオンライントーク(宮城県気仙沼市で対面開催)でした。今回は、同じく「モノノメ」第2号の特集記事から「観光しない京都」に焦点を当てます。

具体的には、コロナ禍も一定の収束を迎えた今、特集記事の内容を読み解きつつ、実際に宇野さんと共に京都を歩きます。1泊2日での読み解きの中で、京都というまちの「光を観る」だけでなく、日常の暮らしの魅力や価値について迫る機会となることを願っています。

なお、雑誌『モノノメ』は、「速すぎる情報の消費速度に抗って、少し立ち止まって、ゆっくりと情報を咀嚼して消化できるインターネットの使い方」を模索することを狙って刊行されました。本企画を通じて、「観光公害」という指摘が重ねられる中、京都の今を見つめ直す知識と認識を深めたい皆さんの参加をお待ちしています。

◆開催日時:2023年9月12日(火)10:00集合・9月13日(水)17:00解散
*1泊2日でのワークショップ型のまち歩き企画です。

◆場所: 立命館大学衣笠キャンパス、ほか。(宿泊:宇多野ユースホステル)

◆開催方法:対面のみ、カメラ(スマートフォン等でも可)を持参
  ※宇多野ユースホステル(京都市右京区)での宿泊を前提
   事情により宿泊不可能な場合は事前相談の上で参加申込み

◆参加対象者:立命館大学学生(大学院生含む)、立命館大学附属高校生徒

◆参加費:宿泊代はみらいゼミより一部補助します(1000円程度の自己負担を予定)その他、食費と京都市内交通費は自己負担です。

◆全体進行:山口洋典教授(立命館大学共通教育推進機構)

◆ゲスト: 宇野常寛さん(作家・批評家・雑誌『モノノメ』編集長)
批評家。1978年青森県生まれ。立命館大学文学部卒業。2005年にインディーズで批評誌『PLANETS』を創刊、同誌を足がかりに活動の場を拡大し、2008年7月にデビュー作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)を上梓。
近年は「遅いインターネット」(幻冬舎、2020年)において、現代のソーシャルメディア上のコミュニケーションは人間を思考停止に導くものであると批判し、「検索では届かない」というコンセプトのもとで2021年10月に新雑誌『モノノメ』を創刊、東日本大震災10年に行ったインタビュー等を収める。その他にも代表作に『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎、2011年)、『母性のディストピア』(集英社、2017年)など。
著述の他、個人の発信ノウハウの共有を目的したワークショップ「PLANETS School」の他、2011年4月から7月には東京大学教養学部で自治会自主ゼミ「現代文化論」を担当するなど、多様な学びの場づくりにも造詣が深い。また、NHK「ニッポンのジレンマ」や日本テレビ「スッキリ」への出演など、活動の幅も広い。

◆使用言語:日本語

◆定員: 16名(先着順)

★★★まち歩きに先駆けて、雑誌「モノノメ」読書会も開催!★★★
日時:2023年8月1日(火)13:30~16:30
場所:キャンパスプラザ京都(京都駅前)第6講習室
進行:山口洋典教授(立命館大学共通教育推進機構)
*読書会のみの参加も歓迎です。

◆申し込みフォーム
・立命館大学学生(大学院生含む)はこちら
・立命館学園付属高校生徒はこちら

◆申し込み締め切り
・まち歩き 8月3日
・読書会 7月20日 → 7月24日正午まで延長します!
※両方参加希望の方は、7月 20日 24日正午までにお申し込みください。

◆主催:立命館大学教養教育センター

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