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実在する元番組小学校を題材に社会課題解決へ挑戦 ― 大和ハウス工業株式会社様との「コーオプ演習(実践)」最終提案 ―

長期かつ発展型のインターンシップとして産官学が協力して取り組むコーオプ教育(Cooperative Education)は、1970年代に米国で確立されました。立命館大学では2005年に全国に先駆けてコーオプ教育をスタートさせ、現在では、教養科目として「コーオプ演習(実践)」を開講しています。
「コーオプ演習(実践)」は、企業が抱えている実際の課題にチームで取り組み、半年間かけて企画提案を行う、高度な課題解決型インターンシップです。2025年度は6社の連携企業にご協力いただき、3キャンパスで全10チームが課題解決に臨みました。


ここでは、12月12日(金)に大和ハウス工業株式会社 大阪本社にて実施した、大和ハウス工業株式会社チームによる最終提案の様子をご紹介します。
大和ハウス工業株式会社様と連携した「コーオプ演習(実践)」は、学部の枠を超えた学生総勢14名が受講。衣笠キャンパスとびわこ・くさつキャンパスの2チームにわかれ、それぞれ実在する京都市内の2つの閉校となった番組小学校を題材に「元番組小学校を活用した、社会課題解決を目指す新事業の創出」という課題に取り組みました。


6月の学内研究会を皮切りに、連携企業からの課題提示・顔合わせ(7月)、連携企業に出向いての研修(9月)、一次提案(10月下旬)と、チームメンバーとともに走り続けてきた半年間の学びと、一次提案時に連携企業からいただいたフィードバックをもとに、授業時間以外でのミーティングも重ねながら練り上げてきたプランを、最終提案として発表しました。


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衣笠チームの発表の様子


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BKCチームの発表の様子


発表前までは、緊張で顔をこわばらせていた学生たちも、発表が始まると堂々とした姿をみせ、最終発表までの努力の跡を見て取ることができました。半年間の学びを通して大きな成長を遂げた学生たちの今後のさらなる活躍が期待されます。


大和ハウス工業株式会社様からは8名が出席いただき、学生の提案に対して温かいコメントと改善点の提案をお一人ひとりからいただきました。学生たちの頑張りはもちろん、ここまで学生たちを導いてくださった大和ハウス工業株式会社の皆さまのご尽力のほどはうかがい知れません。本学の学びを支えてくださっている連携企業の皆さまに、改めて感謝の意を表します。


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大和ハウスグループのシンボル「エンドレスハート」を囲んでの集合写真


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