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【e-Rad(府省共通研究開発管理システム)に関して】

e-Rad(府省共通研究開発管理システム)とは

「e-Rad(府省共通研究開発管理システム)」とは、競争的研究資金等における、電子受付窓口機能の整備、横断的な研究開発管理の支援、データの標準化と公募要領等の共通化などを目的として、競争的研究資金制度を所管する8府省(内閣府・総務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省)が、平成20年1月から導入したシステムです。


  

お知らせ

●e-Radへの研究インテグリティに関する情報入力のお願い(2023.4.17更新)

<研究インテグリティとは>
研究インテグリティとは、研究の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対して新たに確保が求められる、研究の健全性・公正性を意味します。
この新たなリスクにより、開放性、透明性といった研究環境の基盤となる価値が損なわれる懸念や、研究者が意図せず利益相反・責務相反に陥る危険性が指摘されています。
こうした中、我が国として国際的に信頼性のある研究環境を構築することが、研究環境の基盤となる価値を守りつつ、必要な国際協力及び国際交流を進めていくために不可欠となっています。
参考:https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/integrity/index.html

e-Radに登録された「研究インテグリティ」に関する情報(研究費の応募・受入等の状況)が科研費電子申請システムに連携されるのは次年度(2025年度公募)以降の予定です。その際には、e-Radに「研究インテグリティ」に関する情報を登録することが必須となります。

<2023.4.13.公募開始 「令和62024)年度 科研費 公募要領 特別推進研究、基盤研究(S)」 67ページより抜粋>

10)研究インテグリティについて
〇「研究インテグリティの確保に係る対応方針について」(令和3年4月27日統合イノベーション戦略推進会議決定)等を踏まえ、研究活動の透明性の確保のため、必要な対応を実施しています。

 令和6(2024)年度公募においても引き続き、研究活動の透明性の確保に係る情報について、研究計画調書に記載することとしています。

なお、(8(※)に記載のとおり、令和62024)年度公募においては昨年度と同様、研究費の応募・受入等の状況を科研費電子申請システムに直接入力いただきます。e-Radに登録された当該情報が科研費電子申請システムに連携されるのは、次年度以降の予定です。

※(8)研究計画調書の構成の変更について

○本公募より、「研究費の応募受入等の状況」欄を研究計画調書のPDFファイル上では表示せず、審査に当たっては電子申請システム上に表示した内容を確認することとしました。なお、本欄は研究計画調書の一部であるというこれまでの取扱いに変更はなく、研究計画調書(Web入力項目)上の入力方法も変更はありません。

(以下略)

※科研費以外の競争的資金は、2022年度公募開始案件より必須化されています。

これに伴い、研究者の皆様におかれましては、e-Radの「e-Rad外の研究費の状況および役職と所属機関への届け出状況」欄への情報登録をお願いいたします。具体的な登録方法に関しましては以下URLをご参照ください。
(e-Radの当該欄については、研究者が申請する情報のため、事務局での登録・編集はできませんので、ご自身でのご対応をお願いいたします)

<「e-Rad外の研究費の状況および役職と所属機関への届け出状況」の記載ルールについて>
https://qa.e-rad.go.jp/records/420

<研究インテグリティに係る情報の登録方法>
https://www.ritsumei.ac.jp/research/member/researcher_appointment/file/research_integrity.pdf


■研究機関における研究インテグリティの確保について
【ご参考】
(令和3年4月27日 統合イノベーション戦略
推進会議決定)
https://www8.cao.go.jp/cstp/tougosenryaku/integrity_housin.pdf

また、立命館大学における研究インテグリティについては、以下URLをご確認ください。
http://www.ritsumei.ac.jp/research/member/integrity/index.html/

e-Radの機能について

1.公募案内 各研究事業の公募期間、 様式等の提供
2.研究者登録 研究者の登録・削除、研究者番号の発行
3.電子応募 応募情報の受付、 所属研究機関の承認、
配分機関への送付・受理確認
4.採択・交付 採択課題に対する交付申請
5.成果報告・  評価業務 成果報告書情報の登録、 成果の評価支援

研究者が行うこと

<e-Radへの登録、e-Radからの応募>

e-Radは、競争的資金申請(科研費含む)を行う際、所属する機関での登録が必要となります。転任時には、退任機関での転出手配と、新任機関での転入手配が必須となっています。
e-Radからの申請を指定している研究費ならびに、科学研究費助成事業に応募する予定の方は、次の手順で登録・申請をして下さい。

  1. 本学でe-Radへの基本登録がまだの方は、下の関連リンク・様式ダウンロード欄より書類をダウンロード、
    ご記入の上、各リサーチオフィス担当者あてにご提出下さい。
    ※なお、システムではログインID、パスワードは研究者本人にのみ通知されるしくみとなっており、事務局では管理が不可となります。ログイン情報の管理は必ず控えをとり、研究者ご自身で管理をしてください。
  2. e-Rad用のIDとパスワードを入手し、e-Rad上で応募情報を作成、応募します。
    応募申請については、下欄「e-Radによる研究申請時の流れ」をご参照下さい。
  3. e-Radから申請した課題が採択された場合、e-Rad上で、成果報告書の作成と提出を行う必要があります。

<研究者番号の取得> ※初めて科研費やその他公募に応募する方

e-Radに登録すると同時に、研究者番号が発番されます。 研究者番号をまだお持ちでない方で発番をご希望の方は、下の関連リンク・様式ダウンロード欄に掲載の「e-Rad登録依頼書」をご記入の上、各リサーチオフィス担当者あてにご提出下さい。

 ※研究者番号は、各種研究費申請において共通の研究者個人が保有する番号です。
科研費に応募したことのある方は、再度、研究者番号を取得する必要はありません。

[ログインID・パスワードが不明な場合]

e-RadのログインID・パスワードがわからない場合の手続きについて

e-Radパスワード再発行マニュアル

<科研費の状況確認について>

科研費の使用ルールに基づき、本学が科研費の管理(補助金・助成金の管理、交付申請・変更届・実績報告等の事務手続き等)を行います。代表者として科研費の研究を実施する場合は、一部の研究種目を除き交付申請手続を4月下旬までに遅延なく完了する必要があります。その事前情報集約のために、必ず「e-Rad登録依頼書」をご提出ください。移管にかかる手続きは申請内容に従い、前所属機関の科研費担当部署と事務局が直接連絡をとって実施いたします。

e-Radへの登録要件について

本学が、e-Radに本学の研究者として情報を登録するのは、「原則として、科学研究費助成事業への応募資格がある方」としています。
※本学での科研費応募資格について、関連リンク・様式ダウンロード欄をご参照下さい。

e-Radによる研究費申請時の流れ

研究費によって、以下の2種類の場合があります。

  1. 研究者(研究代表者)が直接、配分機関(申請省庁)に応募する場合
    所属研究機関(=本学)を経由しない
  2. 所属研究機関を経由して配分機関(申請省庁)に応募する場合
    申請者が申請内容を作成後、本学にて承認作業が発生する

なお、2.所属研究機関を経由して配分機関(申請省庁)に応募する場合の応募に関しては、e-Radに告知されている提出期限の二週間前を学内締切日といたします。
提出期限の二週間前には、各リサーチオフィス担当者あてに、応募資料(情報)をご提出下さい。 (応募情報が研究者と、各リサーチオフィス担当者との間を行き来するため)

※申請作業については、<公募申請時の流れ(概略)>をご参照下さい。
※e-Radの操作については、e-Rad(府省共通研究開発管理システム)操作マニュアルページをご参照下さい。

<e-Radに関するお問合せ・相談窓口>
 所属するキャンパスのリサーチオフィスにお問合せください。 

 衣笠リサーチオフィス(衣笠キャンパス、朱雀キャンパス所属)
 TEL:075-465-8224、mail:db-krsc@st.ritsumei.ac.jp

 BKCリサーチオフィス(びわこ・くさつキャンパス所属)
 TEL:077-561-2631、mail:b-kaken@st.ritsumei.ac.jp

 OICリサーチオフィス(大阪いばらきキャンパス所属)
 TEL:072-665-2570、mail:o-apply@st.ritsumei.ac.jp