EVENTイベント
2025.10.16
立命館大学R-GIRO林PJシンポジウム 「現場 × テクノロジー × メソドロジーで拓く 高齢者の認知的コミュニケーション支援」
開催日時:2025年10月16日(木)9:55~14:35
開催場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス H棟 H711/712
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概要
日本における認知症患者は約462万人,軽度認知障害を含めると800万人以上にのぼると推計されています.認知症予防には回想法や運動療法,認知刺激法などが有効とされますが,いずれも「人との対話」が重要です.しかしその担い手は不足しています.本プロジェクトでは,心理学と情報学を横断し,「ICT」を用いた認知支援の新たなアプローチを開拓することを目指しています.
本シンポジウムでは,現場の実践報告,人間関係の可視化技術,質的評価手法をテーマに招待講演を行い,さらに研究プロジェクトの最新成果や若手研究者の発表も予定しています.
主催:立命館グローバルイノベーション研究機構「高齢者の認知的コミュニケーションの支援に向けた学際的研究拠点の形成」
プログラム
- 9:35~9:55 会場受付
- 9:55~10:00 趣旨説明(オープニング)
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10:00~10:30 招待講演①
上川 敏敬(株式会社はれコーポレーション,代表取締役社長)
「高齢者支援施設での活動・連携の実践報告」 -
10:30~11:00 招待講演②
岡田 志麻(立命館大学 理工学部,教授)
「『心の距離メータ』を用いた人間関係の計測・可視化と応用」 -
11:00~11:30 招待講演③
サトウ タツヤ(学校法人立命館・副総長/立命館大学 総合心理学部 教授)
「質的研究法入門:数値を用いない評価の可能性」 - 11:30~12:30 お昼休憩
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12:30~13:30 R-GIRO 専門研究員の先生によるご発表(20分×3名)
・下條 志厳(R-GIRO,専門研究員)「高齢者のための解決志向アプローチに基づく傾聴エージェント」
・橋口 哲志(R-GIRO,准教授)「VR空間操作コマンドとしてのジェスチャUI特性分析:高齢者を対象とした評価」
・安藤 雅行(R-GIRO,専門研究員)/大津 耕陽(青山学院大学,助教)「高齢者に向けた対話ロボットと生成AIを用いた思い出想起支援システム」 - 13:30~13:35 休憩(5分)
- 13:35~14:20 学生ポスター発表
- 14:20~14:35 まとめ(クロージング)