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2024.06.07山末英嗣プロジェクトリーダーらの研究成果が国際学術誌"Resources, Conservation and Recycling"に掲載
R-GIRO 第4期研究プログラム「資源パラドックス問題の解決に向けたマルチバリュー循環研究拠点」プロジェクトリーダーの山末 英嗣教授(理工学部機械工学科)、グループメンバー 光斎 翔貴准教授(立命館グローバル・イノベーション研究機構)らの研究成果が国際学術誌"Resources, Conservation and Recycling"に掲載されました。
現在、次世代自動車へのシフトが資源利用を増加させることが懸念されていますが、本研究では、2050年までの自動車部門における資源利用量を定量化し、サーキュラーエコノミー戦略の影響を分析した結果、資源利用量は増加傾向にあるものの、サーキュラーエコノミー戦略や新技術の実装により、現在の資源利用量を超えずに抑制できる可能性が示されました。
すなわち、適切な戦略を並行して実施することで、資源利用を増やさずに次世代自動車への移行が可能であることが示されました。
論文情報
・ 論文名 :Circular economy can mitigate rising mining demand from global vehicle electrification
・ 著 者 :Hibiki Takimoto, Shoki Kosai, Takuma Watari, Eiji Yamasue
・ 発表雑誌 :Resources, Conservation and Recycling
・ 掲載日:2024年6月5日(現地時間)
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