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2026.02.13

加堂アブドアルカーディル ロディ准教授、藤田 卓也グループリーダーら研究成果が英国王立化学会誌「Lab on a Chip」に掲載|血管を備えた「ミニ網膜」を、完全3D プリント製チップ上で再現

R-GIRO 第4期研究プログラム「センサ・マイクロマシンがつなぐ革新的サイバーフィジカルシステム(CPS)モデルの医療健康分野への展開」のプロジェクトメンバー加堂アブドアルカーディル ロディ准教授(立命館グローバル・イノベーション研究機構)、グループリーダー藤田 卓也教授(薬学部薬学科)らの研究チームの研究成果が、202622日に、英国王立化学会が出版する『Lab on a Chip』に掲載されました。

本成果では、ヒトiPS細胞由来の網膜オルガノイドと完全3Dプリントのマイクロ流体デバイスを組み合わせ、網膜脈絡膜の境界構造を再現する、ヒト網膜モデルの構築に成功し、さらに、網膜オルガノイドと血管内皮細胞を同一チップ内で共培養できることを示しました。
本研究は長崎大学の川上茂教授、順天堂大学の高島由季教授との共同研究として実施されました。

 研究者のコメント

AMDのように「血管の異常」が鍵となる網膜疾患を理解し、新しい治療法につなげるには、ヒトに近いモデルが不可欠です。本研究のチップは、iPS由来のミニ網膜と血管を同じ環境で共培養し、VEGF応答や薬の「届き方」まで評価できることを、今回初めて示しました。3Dプリントで作れる実用的なプラットフォームとして、基礎研究から創薬評価まで幅広い応用を目指します。
R-GIRO 加堂アブドアルカーディル ロディ准教授)

 

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研究内容の詳細

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血管を備えた「ミニ網膜」を、完全3D プリント製チップ上で再現
―加齢黄斑変性の病態研究と創薬評価に向けた新技術—