法学部

科目名
刑法各論
担当教員
嘉門 優准教授
私がおすすめします!

久根 駿和さん(法学部3回生)

文学部4回生 田中 裕太郎さん
どんな授業?

刑法の条文をどう読み解くか、専門家や裁判官の解釈の例を学び、そのうえで自分ならどう読み解くか考えていく授業です。

授業を受けた感想、役立ったこと

専門家が言った主張をそれぞれ分析した上で、自分の論理を展開する必要があるので、論理的に考える力を身につけることができます!

おすすめの理由は?

内容はとても難しいですが、とても分かりやすく解説して下さいます。ワークシートの添削があるので、論理的な文章を書く練習になりました。

嘉門 優准教授

犯罪や刑罰について学ぶ講義です。ニュースで扱われるような身近な犯罪を題材として、“殺人罪“や“文章偽造罪”などの犯罪はどのような犯罪であるかを解説していきます。たとえば、“殺人罪”にあたる行為をした場合、「死刑」という判決が下される可能性もあります。このような重大な判断を行うにあたって、この授業では、学生のみなさんに説得的な理由づけを行うことを常に求め、さらに、課題として人を納得させる文章を書く練習も行っています。したがって、この授業で刑法を学びながら、論理的な文章力や思考力を身につけることができると考えています。加えて、いまやだれもが裁判員になる可能性があることから、犯罪や刑罰の知識が、社会において必須の教養と位置づけられていくのではないかと思います。そのような観点からも、法学部以外の方にとって、刑法各論は社会に出てから役立つ科目だといえます。