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エネルギーの視点から、現代社会の様々な課題を解決できるヒトを育てる
立命館宇治中学校・高等学校
持続可能なエネルギー政策とは
グローバルな人間育成をめざした教育活動の一環として高校1年生の現代社会の授業で実施されたこの企画。様々な社会問題に対して生徒自らが解決策を考え、意見を発信できる授業を行っている。今回取り上げた活動では、政府の「第5次エネルギー基本計画」の原案が、本当に地球温暖化を防止し、被害を受けている人々や動植物を救うことができるのかを、個人・グループごとに考え、意見書としてまとめた。
中高を通じた新たな学び・活動
当企画は中高一貫生(高校1年8組~10組)の現代社会の授業で取り組まれています。現代社会という科目は、指導範囲が広く教えるだけでも多くの時間が必要です。そこで同学では中学3年生である程度の範囲の学習を終え、高校1年生では日本や世界における現在の課題の解決手段について主体的に考え、2年計画で授業を実施しています。そして、SDGsで取り上げられている様々な課題の中から、現代社会のカリキュラムにそって1つの課題をピックアップしています。そこでは「知る」「考える」「発表する」3段階構成で2ヶ月間授業が進行しています。今回取材した環境のテーマでは、温暖化の現状やパリ協定の目標、再生可能エネルギーについて学習し、個人で考え、グループで討論・集約し、班ごとにまとめた意見書を経済産業省へ提出しました。
-SUSTAINABLE WEEK 『The SDGS Pioneer Booklet Vol.1』より-
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