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「未来の琵琶湖を守る」環境学習と世代を超えたコミュニケーションに活用 琵琶湖の魅力を詰め込んだ「オリジナルMLGsカルタ」
立命館大学琵琶湖・環境イノベーション研究センター 客員教授 熊谷道夫・立命館守山高校SDGsボランティアサークル
立命館守山高校SDGsボランティアサークルと立命館大学・熊谷道夫教授(総合科学技術研究機構)は、環境意識を高めることを目的とした「オリジナルMLGs(Mother Lake Goals・マザーレイクゴールズ*)カルタ」を使ったカルタ大会を、2024年1月13日(土)に三井寺(天台寺門宗総本山長等山園城寺/滋賀県大津市)で開催いたしました。
*MLGs:滋賀県が「琵琶湖」版のSDGsとして独自に設定した、2030年の持続可能な社会の実現へ向けた13の目標(ゴール)のこと
「近畿の水がめ」として1400万人もの人々の生活を支える貴重な水源である琵琶湖は、「海洋プラスチックごみ」による深刻な環境問題に直面しています。浮遊するプラスチックごみは、水を汚染するだけでなく、生物が魚網にかかり身動きが取れなくなったり、プラスチックを餌と勘違いして食べてしまうなど、甚大な影響を及ぼす可能性があり、琵琶湖に潜む危機になりつつあります。
環境問題に対して積極的な活動を実践している立命館守山高校SDGsボランティアサークルは、琵琶湖を長年にわたり研究してきた熊谷教授の助言を得て、未来の琵琶湖の守り手育成を目指して世代を越えて取り組む活動の一環として、「MLGsオリジナルカルタ」の製作に挑戦しました。
遊びを通じて子どもたちの環境意識を高めたいと考えて企画したもので、クラウドファンディングでの多数の支援を得て実現させました。今回、びわ湖の研究活動を支え、びわ湖の環境運動を推進することを目的とした認定NPO法人びわ湖トラスト(所在地:滋賀県大津市)の理事長を務める、三井寺長吏福家俊彦氏の協力を得て、三井寺にて、「MLGsカルタ大会」が開催されました。
MLGsカルタは2024年度より県の環境学習船「うみのこ」での活用が決定されており、県内の保育園や幼稚園、小学校のほか、地域のコミュニティセンターなどでも体験いただく予定です。
1/13(土)に開催した三井寺MLGsカルタ大会
2/10(土)「うみのこ」体験航海でのカルタ大会
団体情報