立命館守山中学・高校が、株式会社ピエクレックスと教育連携協定を締結しました。中高サイテック部が取り組む堆肥作りにピエクレックスが協力し、堆肥場を贈呈するなど、今回の協定締結により両者の連携をより強めていきます。同社が製造する新素材「ピエクレックス」はトウモロコシやサトウキビなどを原料とする植物由来の合成繊維で、村田製作所と帝人フロンティアが共同で開発しました（※株式会社ピエクレックスは村田製作所と帝人フロンティアの共同出資によって創業したベンチャー企業です）。植物由来であることから、一定の条件下で微生物によって分解される生分解性があり、堆肥の材料となります。

　今後は、サイテック部の中高生の部活動をはじめ、高校の探求の授業などでも堆肥作りに取り組みます。2024年秋ごろに堆肥ができあがる予定で、同校農園の野菜作りの肥料での使用も予定しています。