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たんたんエナジー株式会社が立命館小学校で気候変動をテーマに環境授業を実施
立命館小学校
2024年7月18日(木)、立命館小学校にて、たんたんエナジー株式会社が気候変動をテーマにした環境授業を実施しました。
たんたんエナジー株式会社は、京都府福知山市を中心に、電力の地産地消を通じて持続可能な地域づくりに貢献することを目指しエネルギー事業を展開する企業で、立命館ソーシャルインパクトファンド(FSIF)の出資先でもあります。
講師として、代表取締役の木原浩貴氏(産業社会学部・2000年卒)と取締役の浅井薫氏に来校いただき、6年生を対象に授業を実施しました。1時間目の授業では、まず「エアコンはなぜ冷たい空気が出るのか?」という身近な疑問をテーマに、ヒートポンプ実験キットを用いて、エアコンから冷たい空気が出る原理を、実験を通じて学びました。また、エアコンの室外機の周りに屋根を付けたり、打ち水をするなど室外機の周囲を涼しくすることで、消費電力を抑えることができることをグループワークで学習しました。2時間目には、地球温暖化やカーボンニュートラルの概要について学びました。写真やグラフなどを交えながら、地球温暖化は急激に進んでおり2050年には世界中の二酸化炭素排出量をゼロにしなければ地球温暖化は食い止められないとの説明がありました。児童からは「大人になった時には自動車に乗れなくなるかもしれない」や「地球のためにはこれ以上二酸化炭素を出さないようにしないといけない」など、驚きの声があがりました。
児童からは、「エアコンはどうやって冷たい空気を出しているのか気になっていたので、原理を知ることができた。エアコンはあって当たり前と思っていたが、環境のことを考えると使い方を工夫しなければいけないと思った」、「自分は科学に興味があり、科学的に解決できることがたくさんあるという先生のお話が心に残った。自分でも地球温暖化の防止につながるようなものをつくってみたい」と、感想を述べました。
木原氏からは「科学的な仕組みを知れば、課題の本質が見えてくる。カーボンニュートラルを実現するには、将来を担う子どもたちへの環境教育が非常に重要となる。このような機会があればぜひ協力していきたい」とのお話をいただきました。
地球温暖化について講義する木原氏 ヒートポンプ実験の説明をする浅井氏
グループワークの様子
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