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『文化遺産と地域防災』による開発途上国人材の育成
立命館大学歴史都市防災研究所
ユネスコ・チェア国際研修『文化遺産と危機管理』
文化遺産と危機管理プロジェクトの目的は、本国際研修の継続により、①地域の文脈の中に根付いた文化遺産の理解に基づく総合的な危機管理計画を策定する能力の開発と、②継続的な学術的支援による国際的なネットワークの形成、③以上の活動を通した文化的な人間社会の持続へ向けたSDGsの達成とユネスコ中期戦略目標5(平和、持続可能性及び社会的包摂のための国際科学協力の強化)への貢献にある。
本国際研修では、今までにも互いの分野と接点が少なかった「文化遺産保護」と「防災」分野の政府や研究機関の専門家を協同させ、文化遺産および歴史都市の価値を踏まえた防災計画を作成する手法を理解し、その基礎的な知識と実践方法を習得することを主な目的としている。各国の歴史都市の価値と課題を理解し、文化遺産防災対策を推進し、各国での文化遺産防災リーダーとして活躍する高度な人材育成を目指すものである。
本国際研修では、今までにも互いの分野と接点が少なかった「文化遺産保護」と「防災」分野の政府や研究機関の専門家を協同させ、文化遺産および歴史都市の価値を踏まえた防災計画を作成する手法を理解し、その基礎的な知識と実践方法を習得することを主な目的としている。各国の歴史都市の価値と課題を理解し、文化遺産防災対策を推進し、各国での文化遺産防災リーダーとして活躍する高度な人材育成を目指すものである。
国際的な文化遺産防災学のネットワーク・ハブ
文化遺産とこれを取り巻く歴史都市を災害から守るためには、関係する様々な分野の研究者や機関が協力して、総合的な視点から研究しなければ、技術開発や研究成果を実社会の施策へと反映することはできず、こうした広い分野における国内外のリソースが連携するためには、それを可能にする場が必要である。本研究所では、これまでの実績を基盤にさらなる発展を図ることで、文化的で安全な社会の発展に貢献するための方策を国内外に提供できる、教育研究のための拠点形成を目指している。
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