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安土景清道整備活動
IVUSA京都 BKC支部
中世の貴重な史跡を!
新幹線が開通した1964年当時、きぬがさ山にある観音寺城跡(1550年前後に現在に残る石垣などが築かれた)の大石垣は車窓から見えていた。ところが里山に誰も入らなくなりどんどん木が茂ってここ20年くらい石垣が見えなくなった。中世の貴重な史跡なのに、里山の荒廃によって地元の人にすら存在が知られなくなった。その中で5年ほど前に豊かな社づくり隊の方たちが森林の整備のボランティアを始めた。まずは山の麓にある景清道と呼ばれる竹林が生い茂る道。平景清が関所を通れないために通った道だという。約2km ある景清道の1.6kmほどを整備し、3年半ほど前からはきぬがさ山の整備を始めた。 豊かな社づくり隊の方たちは山の整備によって、観光客の方々が観音寺城跡、景清道を気軽に足を運んでみていただけるようにすることを目的としています。
人材の育成と現地との継続的な協力の土台作り!
竹は成長が早く、放置するとすぐに荒れてしまう。安土の観光地でもある景清道の継続的な整備は必要不可欠である。しかし、現地の方々だけでは手が回りきっていない現状や、高齢化もありIVUSA学生の継続的な支援の土台作り、カウンターパートの方と関係を築くことをを意識し活動させていただきました。また、学生側も活動を通して、社会の要請にこたえる力や危機回避の仕方を身につけれる機会になりました。
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