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〜子どもたちの安全な暮らしを実現するために〜立命館大学司法面接研修
立命館大学司法面接研修
立命館大学司法面接研修スタート
2020年度より、「子どもたちの安全な暮らしを実現すること」を目的とし、立命館大学の事業として司法面接研修を実施することになりました。研修の対象者は、児童虐待等に携わる警察官、検察官、児童相談所職員、家庭裁判所調査官、弁護士、医師、ワンストップセンター職員、教育関係者、研究者などの専門家です。司法面接では、虐待、事件、事故等の被害を受けたとされる子ども(および障害者などの社会的弱者)から事実をできるだけ正確に、心理的負担をかけることなく聴取することを目指します。また、面接の繰り返しによる精神的負担を少しでも軽減するため、児童相談所、警察、検察、医療機関などの機関・専門家が連携して面接を実施します。発達心理学、認知心理学の知見にもとづく面接法は、子どものみならず、広く社会的弱者を対象とする事実調査の技法としても発展に期待が寄せられています。
多機関連携の司法面接(協同面接)の重要性
私達は2008年より、国立研究開発法人科学技術振興機構(RISTEX)、文部科学省、北海道大学、立命館大学等の支援を受けて、司法面接にかかわる基礎研究や研修プログラムの開発・改善を行い、1万人以上の専門家に研修を行ってきました。2018年-2019年は、将来的に持続可能な研修ができる道を模索し、2020年度より立命館大学の事業として司法面接研修を実施することになりました。2015年に厚生労働省、警察庁、最高検察庁が多機関連携での司法面接(協同面接)を推奨する通知を出したことで、全国的に司法面接の実施件数は増えています。「多専門連携の司法面接」の重要性はさらに高まっているといえるでしょう。
団体情報
立命館大学司法面接研修
- 電話番号
- 072-665-2570
- fi-sci@st.ritsumei.ac.jp