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高齢期を安心に過ごすためのお金の知識の啓蒙と普及

金融ジェロントロジー/金融・法教育研究センター

土曜講座-高齢期のお金と法律-

講師の話に熱心に耳を傾ける参加者

「人生100年時代」を迎え、避けては通れないのがお金の問題です。金融ジェロントロジーは、高齢期に特有の金融ニーズや問題を幅広く検討することを目的として、1990年代の米国で生まれた新しい学問領域です。当センターでは、そのような高齢期のお金の問題について、先駆的な研究や提言を行なっており、今回の土曜講座では、当センターの専門家が、法律分野を中心にその研究の一端を①「高齢期のお金」全般、②普及が進む家族信託、③大きな改正のあった相続法、④高齢期の税金、の4回にわたって、市民の皆さま向けにわかりやすく解説します。

高齢期の庶民に対して必要な知識の提供

金融ジェロントロジーはシニア期に特有の金融ニーズや問題を幅広く検討することを目的として1990年代の米国で生まれた新しい学問領域ですが、日本では残念ながら、ほんの数年前からようやく認知が広がりだしたというのが実情です。このため、日本の銀行・証券等の金融機関は、一部の富裕層を除いて、この時期の顧客を十把一絡げに「高齢者」と位置付けて、「取引を避ける」か「注意して取引する」ことに終始し、「シニア期の庶民に本当に必要な金融サービス」を真剣に考えては来ませんでした。これに対して、立命館大学は、全国に先駆けて金融ジェロントロジー研究センターを設立し、この領域について先駆的な研究や提言を行ってきています。
団体情報

金融ジェロントロジー/金融・法教育研究センター

電話番号
075-465-8225
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