情報理工学部 UNITE Programに取り組むにあたって
こちらの動画では、情報理工学部のUNITE ProgramおよびAO選抜へ出願するにあたって、知っておいていただきたい内容(学部での学びの内容や卒業後のキャリア、期待する受験生像、指定する単元の意図など)を動画で説明しています。
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指定単元と学習所要時間のめやす
※対象となるAO選抜は、UNITE Programの修得認定試験の合格に加えて、英語外部資格試験の取得に関する出願要件があります。詳細は必ずUNITE Programの募集要項をご確認ください。
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
数学Ⅱ | 図形と方程式(点と直線) | 6~7時間 |
図形と方程式(軌跡と領域) | 4~5時間 | |
指数と対数(指数の拡張) | 5~6時間 | |
指数と対数(指数関数) | 2~3時間 | |
指数と対数(対数とその性質) | 5~6時間 | |
指数と対数(対数関数) | 5~6時間 | |
三角関数(三角関数の応用) | 4~5時間 | |
三角関数(加法定理) | 6~7時間 | |
三角関数(三角関数の合成) | 2~3時間 | |
数学B | 数列(漸化式と数列) | 4~5時間 |
数列(数学的帰納法) | 2~3時間 | |
合計 | 45~56時間 |
〈 なぜこの単元の学習が求められるか? 〉
情報科学/情報技術の分野は近年大変な勢いで進化し続けながら社会のあらゆる領域に急速に浸透しつつあります。高校の新たな学習課程でも「情報Ⅰ/Ⅱ」が組み込まれ、中でも「情報Ⅰ」は必修科目としてすべての高校生が学ぶリテラシー(基本的な運用能力)として位置付けられました。これらは皆さんが「ユーザー」として情報科学/情報技術を使いこなすためのツールやスキルを学べるように設計されています。
それに対して、情報理工学部ではより専門的な情報科学/情報技術の詳細を深く学びます。人々が情報科学/情報技術を活用したツールを信頼して利用できるように、必要とされる性能を担保したり、新たな理論やツールを生み出したり、その役割や有用性を社会に説いたりすることのできる専門家人材を育成しています。情報科学/情報技術に関する動作の原理や仕組みを学ぶことで、その本質的な内容を理解できるようになりますが、そのためには科学技術の言語ともいうべき数学の基礎能力が重要です。
情報理工学部のUNITE Programでは、学部での学びに大切な単元を主に数学Ⅰ/Ⅱ/A/Bから選んで、指定しています。下表に示した各単元と学部での学びとの関係性を意識して、ぜひこの機会に理解を深めてください。
単元 | 学部での学びとの関係性 |
---|---|
図形と方程式 | CGやVRなどのマルチメディア、ロボティクスなど幾何を活用する分野に深く関わっています。 |
対数関数 三角関数 |
情報理論と密接に関わっていて、情報圧縮・暗号化・音声/画像の処理などで頻繁に用いられます。 |
微分法* | 積分法とともに最適化や統計学で用いられ、機械学習・人工知能の基礎になっています。 |
数列 | 漸化式の考え方は、計算機の動作やプログラミングと深い関わりがあります。 |