経済学部 UNITE Programに取り組むにあたって
こちらの動画では、経済学部のUNITE ProgramおよびAO選抜へ出願するにあたって、知っておいていただきたい内容(学部での学びの内容や卒業後のキャリア、期待する受験生像、指定する単元の意図など)を動画で説明しています。
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指定単元と学習所要時間のめやす
経済学部は2つの指定単元型のうち
いずれかを選択して修得してください。
※なお、いずれの指定単元型を修得した場合も、対象となるAO選抜の募集枠および選抜内容は同一となります。AO選抜詳細は6月下旬に公表する入試要項をご確認ください。
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
数学I | データの分析(データの相関) | 5~6時間 |
数学A | 場合の数と確率(事象と確率・確率の基本性質、独立な試行・反復試行の確率) | 7~8時間 |
数学II | 指数と対数(指数・対数の応用) | 3~4時間 |
多項式の微分法(微分法の応用) | 6~7時間 | |
多項式の積分法(積分と面積) | 9~10時間 | |
数学B | 数列(Σの計算) | 4~5時間 |
数列(いろいろな数列) | 5~6時間 | |
統計的な推測(母集団と標本) | 2~3時間 | |
統計的な推測(推定と仮説検定) | 2~3時間 | |
合計 | 43~52時間 |
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
情報Ⅰ | プログラミングの基本 | 3~4時間 |
ネットワークとデータ活用の実践問題 | 5~6時間 | |
数学I | データの分析(データの相関) | 5~6時間 |
数学A | 場合の数と確率(事象と確率・確率の基本性質、独立な試行・反復試行の確率) | 7~8時間 |
数学II | 指数と対数(指数・対数の応用) | 3~4時間 |
多項式の微分法(微分法の応用) | 6~7時間 | |
多項式の積分法(積分と面積) | 9~10時間 | |
数学B | 数列(Σの計算) | 4~5時間 |
数列(いろいろな数列) | 5~6時間 | |
合計 | 47~56時間 |
〈 なぜこの単元の学習が求められるか? 〉
近年の情報化の目まぐるしい進展により、多様なデータが活用可能となったこと、およびアンケートや経済実験という分析手法が普及したことから、データを使った定量的な検証が行えるようになりました。これらの成果から行動経済学という新たな分野が生まれました。しかも、経済実験に関しては、フリーソフトが使われており、自らプログラミングをして、分析を行うことが通例です。現に、経済学部でもそうしたスタイルでの教育研究が盛んに行われるようになってきています。
そこで、「情報I」が高校での必修科目となったこともあり、データ分析のリテラシーを身に付けるために必要な高校数学と情報Iの内容を単元グループレベルで指定しました。一つは、必要最低限の数学レベルとプログラミングの基礎等を課したものです。実験を視野に入れ、独自データを分析したいという人向けです。二つ目は、必要な数学レベルのみを課したものです。利用可能なデータを駆使し、高度な統計分析を行いたいという人向けです。対象のAO選抜では、自発的に学習でき、データで経済事象を分析することに興味のある人材を募りたいと思っています。
経済学部では、データ分析能力を高めていく科目、データ分析能力を経済社会の課題とつなげるための多様な分野を学ぶ科目、さらには立てた問いをデータで検証するプロジェクト志向の科目などの履修機会を用意しています。これらの諸科目の履修を通じて身に付けたリテラシーを使って、ゼミナールにおいて、自ら問いを立てて、データを用いて、その仮説の当否を検証できる人物へと成長していって欲しいと願っています。
「自ら問いを立てて、それをデータで検証できる。」そうした学びと成長を立命館大学経済学部でともに育んでいきませんか。