生命科学部 UNITE Programに取り組むにあたって
こちらの動画では、生命科学部のUNITE ProgramおよびAO選抜へ出願するにあたって、知っておいていただきたい内容(学部での学びの内容や卒業後のキャリア、期待する受験生像、指定する単元の意図など)を動画で説明しています。
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指定単元と学習所要時間のめやす
生命科学部は、以下3つの学科でUNITE Programを実施し、学科ごとに指定単元を設定しています。
志望する学科の指定単元を修得してください。
※なお、対象となるAO選抜の募集枠は各学科ごとに設定しますが、選抜内容は同一となります。
また、対象となるAO選抜は、UNITE Programの修得認定試験の合格に加えて特定の科目の履修要件
があります。詳細は必ずAO選抜入学試験要項をご確認ください。
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
数学Ⅲ | 微分法(微分法の応用) | 6~7時間 |
積分法(定積分の応用) | 5~6時間 | |
物理 | 力学(運動量の保存) | 5~6時間 |
力学(単振動) | 4~5時間 | |
熱力学(気体の状態変化) | 2~3時間 | |
波(光の回折と干渉) | 1~2時間 | |
合計 | 23~29時間 |
〈 なぜ「数学・物理」型の単元の学習が求められるか? 〉
応用化学科では化学を対象としていますが、たとえば生体分子も物である以上、そのふるまいを説明する理論には、力学をはじめとする物理学が深く関わってきます。そして物理学や化学を学ぶ上で、ものごとを記述・分析する「共通言語」としての数学、特に微分・積分の考え方は避けて通れません。これらを基盤として、物質・生体分子の機能解明や新たな創製のための化学を学んでいきます。
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
数学Ⅲ | 微分法(微分法の応用) | 6~7時間 |
積分法(定積分の応用) | 5~6時間 | |
英文読解 | 英文解釈(基礎) | 5~6時間 |
論理構造を示すマーカー | 3~4時間 | |
パラグラフ(基礎) | 2~3時間 | |
長文問題の解法 | 4~5時間 | |
合計 | 25~31時間 |
〈 なぜ「数学・英語」型の単元の学習が求められるか? 〉
微分・積分の考え方は、生物の構造・機能を解析するためにも大切な道具です。また今日、理工系では英語がほぼ必須です。研究成果は英語の論文で発表されますので、まずはそれを正確に読みこなせる必要があります。特に生物工学科では、環境、食料、資源・バイオエネルギーなどの分野で国際的に通用する研究者・技術者になるために、英語を積極的に学び活用してほしいと考えています。
科目 | 単元分野 | 学習所要時間 |
---|---|---|
数学Ⅲ | 微分法(微分法の応用) | 6~7時間 |
積分法(定積分の応用) | 5~6時間 | |
情報Ⅰ | コンピュータとプログラミングの実践問題 | 8~9時間 |
合計 | 19~22時間 |
〈 なぜ「数学・情報」型の単元の学習が求められるか? 〉
生命情報学科では、コンピュータを使ったシミュレーションやデータ解析と、そのためのプログラミングについても学びます。シミュレーションには対象のものごとを表現するモデルが必要ですが、生体分子の動きや化学反応など、ものごとの動きや変化は微分を使って表現されることが多いです。これらの技術に興味・関心があり、その先に新しい生命科学を創っていきたい人を歓迎します。
もちろん、ここに挙げた以外の分野も大切です。入学前、また入学後も幅広く学んでいきましょう。