専門分野・ディシプリン

国際法学、国際環境法

研究内容

京都議定書や生物多様性条約といった多数国間環境協定における法システムを研究しています。現在の研究テーマは持続可能な発展に関する国際法です。特に国際社会に併存する主権国家が、地球環境保護や将来世代の人権など、国際社会全体の利益を確保するための理想と現実のギャップをどう埋めようとしているかに関心を持っています。

大学院を目指す方へ

国際関係学を学ぶ上で、国際法を知ることはとても大切です。平和や人権に関する諸問題はもちろん、今日、途上国支援や文化理解についての課題解決についても、既存の国際条約を理解する作業が不可欠です。学部時代に国際法を学んでいない人も、大学院進学を機会に、是非、国際社会の制度や構造を知るためのツールとして、国際法に関心を持って下さい。

指導修士論文(過去5年)

  • 偽造品の取引の防止に関する協定(ACTA)に対する欧州連合の対応 ~事例の分析と法的根拠の検討を通して~
  • 死刑への制限の厳格化と自由権規約
  • 「持続可能な開発」概念の再検討―「持続可能な開発」の国際的動向と、アジア諸国の「持続可能な開発のための国家戦略」を通して―
  • 遺伝資源分野におけるTRIPs協定と生物多様性条約との整合性
  • 自然物を原告とする「自然の権利」訴訟の意義に関する一考察~「沖縄ジュゴン訴訟」を題材として~
  • 国際人権法の「生きている文書」としての性格 ~同性間の婚姻の権利に関する問題を例に~
  • 海洋紛争における中国の棚上げ概念の運用に関する一考察
    -性質と変容の原因を中心に-