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院生・学生と修了生のキャリア懇談会を実施(国際協力・開発分野)


1216日(金)、衣笠キャンパスにおいて、矢口真琴さん(公益財団法人ジョイセフ、国際関係研究科修了生)椎本ゆかりさん(日本工営(株)、国際関係研究科修了生)を講師に迎え、2部構成のキャリアセミナーを開催した。セミナーは、国際関係研究科およびR-GIRO研究プロジェクト「新しい平和学にむけた学際的研究拠点の形成」が主催した。

1部では、矢口さんに「国際協力におけるNGOのアドボカシー活動」と題して、国際NGOのジョイセフが国や国際機関に対して行うアドボカシー活動について講演していただいた。講演では、「国や国際機関が実施する国際協力に、いかにして市民が影響を及ぼすことができるのか」というテーマを中心に、アドボカシー活動の意義、やりがいや困難さ、必要なスキルは何かなどを、経験を踏まえてお話していただいた。

2部の「院生・学生と修了生のキャリア懇談会」では、矢口さんと椎本さんのご両名に加え、院生・学生が参加する質疑応答形式で、国際関係学部・研究科での学びと就職活動や現在の業務とのかかわりについて懇談した。懇談会は本研究科院生が務める司会によって進められ、講師の方々の学生生活や学生時代の研究内容、進路の選定、就職活動の進め方などについて活発なディスカッションが行われた。セミナーには多くの院生・学生が参加し、国際協力分野で実際に活躍する修了生の話に熱心に聞き入ると同時に、講師の方々の経験と現在の自身の状況や将来の進路とを重ね合わせ、積極的に質問を投げかける姿が見られた。セミナーをきっかけに院生・学生と修了生の間に新たなつながりが生まれたことは大きな収穫であった。

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