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イスラエル・パレスチナの若手リーダーと京都で考える未来

2月15日(金)立命館大学衣笠キャンパスにおいて、外務省イスラエル・パレスチナ合同青年招へい事業参加者と、学生・院生による、「イスラエル・パレスチナ若手リーダーとの対話」が開催されました。この招へい事業は,イスラエルと将来の「パレスチナ国家」の樹立による二国家解決の実現に向け,イスラエル,パレスチナ双方から将来を担う実務者を日本に招へいし,意見交換や様々な行事を共にすることを通じて,相互の信頼関係を構築する場を提供するとともに,日本の中東和平に向けた取組,外交政策,経済及び文化等についても広く理解を深めてもらうことを目的としています(外務省ウェブサイトより)。

当日は、10名のイスラエル・パレスチナの若手リーダー(政府・外交関係者、ジャーナリスト、IT分野等の企業家)とインド・インドネシアからの留学生を含む20名の学生・院生が薮中三十二客員教授(元外務事務次官)の進行のもと、イスラエル・パレスチナ地域の和解に向けた課題点や、国際社会の関わりについてディスカッションを行いました。

学生たちは普段はメディア等を通じて知る中東地域の実態について、イスラエル・パレスチナの若手リーダーに直接問いかけ、率直なやり取りを通じて、同地域の持つ課題について考える機会となりました。

立命館大学・国際関係学部は、国際公務プログラムの創設や薮中三十二客員教授による指導、エクステンションセンター等による支援などを通じて、外交・国際協力・公務に関わる人材育成に取り組んでいます。当日も外務省入省予定の卒業生2名が参加しました。

<参考記事>
イスラエル・パレスチナ合同青年招へい参加者による河野外務大臣表敬
外務省ウェブサイトの記事を閲覧する

君島学部長による歓迎の挨拶 (Welcome message from Dean Kimijima)

熱心に意見交換をする参加者 (Active discussion between participants)

薮中教授と若手リーダーたち (Prof. Yabunaka and young professionals)