教員紹介

Yoshinobu Kitamura

來村 徳信

來村 徳信
所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
オントロジー工学
担当コース
主な担当科目
知識工学
過去の部活動
テニス
得意な科目
地理
苦手な科目
英語(社会人になってから苦労しました ::-)
おすすめの書籍

深夜特急沢木耕太 郎新潮社

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

情報には「形」がないところだと思います。目にも見えず決まった形がない情報に対して、コンピュータという道具の上で「形を与える」ことで、人と社会の役に立つ情報システムが作れます。物理世界と違って「考え方」ひとつでどんな形でも与えることができて、人に使いやすくて社会で役立つような「情報の形」を自由に考えられることが、情報理工学の面白いところだと思います。

卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?

現代社会での仕事のほとんどは情報のやりとりで、情報をうまく扱うことが大事です。例えば、企画のプレゼンテーションでは情報を論理的に説得力を持って伝えることが重要です。情報理工学部では(コンピュータという道具を使って)「情報を論理的に扱うための考え方」が学べます。そのような「考え方」は小手先のスキルではなく身につけるのが難しいですが、そうだからこそ大学で学ぶ価値があり、IT業界だけでなくどんな業界のどんな職種でも、必ず役立つと思います。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

オントロジー工学が専門です。オントロジーとは知識や情報に「形を与える」もので、人間の持っている知識をコンピュータが扱うための基盤となります。オントロジーが与える「形」に沿ってある人が持っている知識や情報をコンピュータに格納し(知識のモデル化と言います)、その知識を他の人に伝えて活用することを支援するソフトウェアを開発しています。一例を挙げれば、ベテランの看護師さんの看護ノウハウをオントロジーの形に沿ってタブレット端末に格納し、新人看護師さんや看護の学生さんがそれを学べるようなアプリを作りました。実際に学校や病院で使ってもらっていて、好評です。専門家は自分が持っている知識を意外と自覚していません。情報理工学者として、うまく知識が伝わる「形」をオントロジーとして考案できたのが、成功の鍵だと思っています

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

ぜひ、学生の間に何か「無駄なこと」に「一人で」トライしてみて欲しいと思います。私は学生時代、一人で海外を放浪していました。英語もしゃべれず、インドで下痢をしたり、ペルーでアイスクリーム強盗に遭遇したりといろいろありましたし(笑)、何かの役に立っているわけでもないですが、今の私を形作っている要素になっている気がします。みなさんにも、「将来役立つだろうか」とか「一人でできるだろうか」とか事前に考えすぎずに、そのような一見無駄そうなことも自分一人の力で経験してみて欲しいと思います。

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